地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

シン・ウルトラマン

映画「シン・ウルトラマン」を鑑賞しました。私はウルトラマンにそれほど詳しくないですが面白かったです。原作に詳しい人なら、より面白く見れたと思います。一緒に見に行った友人がそうで、映画を見終わった後に原作との関連を色々と教えてくれました。

ネタバレにならない範囲で感想を書きます。まず今回のウルトラマン、あのカラータイマーがありません。どうしてもタイマーがあると「作り物」感が出てしまいますけど、今回それが無くてリアルでした。ウルトラマンの初登場時、銀色で巨大な人型の何かが突然現れて、ヌボーっと突っ立っています。人間側は最初、ウルトラマンが敵なのか味方なのか分からないんですけど、それ以前に全く正体が分からない、っていう不気味な感じがしっかり出ていたと思います。

怪獣とのバトルも迫力がありました。原作当時からCGの技術等も大きく向上しているのでしょう。私はウルトラマンに詳しくない分、シン・ゴジラと比較してしまうんですけど、シン・ゴジラよりも怪獣が暴れまくって、激しいバトルシーンが多いです。劇中の世界では、ウルトラマンが現れる前から既に何度も怪獣が出現しています。それで人間側も割と怪獣に慣れているのか、シン・ゴジラ巨災対チームより、今回の禍特対チームの方が何かと効率的にテキパキと行動していました。それにしても日本は、毎度毎度ゴジラやら使徒やら怪獣やらの標的にされて、大変な国です。

細かい演出というか配慮もありがたいと思いました。ある外星人と禍特対メンバーが初めて会話するシーンがあります。通常SF映画等でこういうシーンを見ると「何で日本語が分かるんだろう?」と興醒めしてしまうことってありますよね。この映画の当該シーンでは、日本語でコミュニケーションを取れている理由がちゃんと説明されていました。細かい点ですけど、おかげで余計な雑念から興醒めしないで済みます。

ギャグ的な意味で面白いところも多かったです。原作にもあるのか分かりませんが、ウルトラマンと別の外星人が、今後の地球や地球人をどうするか話し合う、っていうシーンがあります。私たち人類にとって極めて重大な会話ですが、これがなんと普通の居酒屋で行われます。また、この外星人は敵ながら地球人や人類文化に対する造詣がウルトラマンよりもずっと深く、店のお代をウルトラマンと割り勘にしようとします。この場面、危なく吹き出しそうになりました。

そうそう、この世界の人たちは宇宙人のことを「外星人」と言います。こちらの方が「宇宙人」よりも正確だと思います。と言うのも、地球だって宇宙の中にあるんだから、字面からすれば地球人も宇宙人の中に含まれているはずです。地球人がそれ以外の星の生物を「宇宙人」と呼ぶのは、日本人が外国人のことを「地球人」と呼ぶのと同じで変なんですよね。日本人が外人さんを外国人と呼ぶように、地球人はいわゆる宇宙人を外星人と呼ぶ方が正しいと思います。もっと言えば、外星人はほぼ間違いなく人間じゃないので、外星生物とか外星生命体と呼ぶ方がより正確です。まあそれでも宇宙人よりは良いです。

ところで、地球PF運用も微妙に外星人視点の資産運用法かもしれません。外星人が本当に居たとして、彼らも貨幣経済を営むのかは分かりませんが、彼らから見た地球人は「お金」という紙だったり情報だったりに過ぎないものを追い求めて、地球人同士で群れて日々奪い合ったり殺し合ったりしている、かなり奇妙な生物に見えると思います。そのお金は地球上のあちこちの特定機関で生まれて、地球上で移動しまくっています。地球に居る地球人は、そのお金を手に入れようと躍起になったり、そのお金がどこに行くのか、と血眼になって予想しようとします。しかし、外から地球を見ている外星人からすれば、お金はとにかく地球上で増えているんだから、あれこれ考えずに地球全体を持てば良いんじゃないか、って考えると思います。私はもちろん地球人ですけど、地球PFの運用は大体こんな感じの発想に基づいています。

最後に話が脱線してしまいました。シン・ウルトラマン。私のような素人にも、原作に詳しいマニアの方にも楽しめる映画だと思います。

 

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