私は「マネーフォワードME」で資産を管理しています。マネーフォワードに証券会社や銀行の口座を連携させておくことで、各資産の最新の残高をまとめて確認できます。本来は家計簿アプリですが、家計簿としては使っていません。専ら資産残高のチェック用に使っています。
ちなみに無料版です。有料版では資産の推移を確認できたり、連携先の上限数を拡張できたりするようです。私の使い方では、今のところ無料版で十分です。
このアプリ、大変便利で重宝しているのですが、唯一不満な点があります。それは、各資産の分類です。私は資産クラス別に分類したいのですが、マネーフォワードでは、どちらかと言うと投資形態別に分類されます。このせいで、あらためてExcel等で資産クラス別に集計し直さなければなりません。
たとえば、私が地球債(債券)として保有している「AGG」や「BNDX」は、マネーフォワード上では「株式(現物)」に分類されます。ゴールド「GLDM」も、このアプリ上では「株式(現物)」です。地球株(株式)として保有している「eMAXIS Slim 全世界株式」(以下、Slimオルカン)は、「投資信託」に分類されます。同じく地球株(株式)の一部として保有している「DC外国株式」は、なんと「年金」に分類されてしまいます。
具体的な各金融商品について、「こうであって欲しかった」という資産クラス別の分類と、実際のマネーフォワード上の分類は、それぞれ以下のとおです。
<資産クラス別の分類>
<マネーフォワードの分類>
- 預金・現金・暗号資産
- 円預金
- ドル預金
- 株式(現物)
- 投資信託
- 年金
- DC外国株
マネーフォワードの分類が間違っているわけではありません。確かに2515(先進国リート)は東証ETFで株式、Slim先進国リートは投資信託です。どちらも資産クラス上は同じ先進国リートですが、投資形態上は上記のように分けられます。分類の観点が違うだけです。
それは分かりますけど、資産クラス別にも分類できたら良かったのにな、と思います。これは現状、有料版でも無理みたいです。あるいは、ユーザが自由に分類の定義をカスタマイズできれば更に良いです。今後のVerアップでの実現を期待します(できれば無料版で、、、)。
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