都内の大企業に勤める会社員の74.3%が、理想の出社頻度を「週3日以下」と考えているそうです(野村総研調査)。調査では「週1日未満」の回答が最多(31.4%)。逆に「毎日出社」の回答が少ないです(16.9%)。
そりゃそうだと思います。リモートワークなら通勤時間がゼロになります。コミュニケーションはメールやチャット、必要であればWeb会議でも可能です。もちろん従事している仕事によりますが、一部の人はリモート環境でもほとんど出社していた時と同じように仕事ができます。それなら、わざわざ早起きして、時間をかけて出社するのは嫌です。
私も現在リモートワークの身ですが、極力出社したくないです。それでも業務上出社が避けられない日が時々あり、現状では2週に1日程度出社しています。このくらいの頻度であれば許容範囲です。もし毎日出社に戻ってしまったら想像以上に苦痛だと思います。コロナ前は毎日出社が当たり前でしたが、今では信じられません。
一方で、リモートワークのデメリットも感じています。以前は同僚とのちょっとした雑談から「あれの期限は今週末」「例の機能はリリース遅れそう」といった情報が自動的に入ってきました。今ではそういった情報を得るために、いちいち特定の誰かにチャットで確認しなくてはなりません。また、Web会議の環境はありがたいですが、やはりコミュニケーションの質は対面の会議より劣ってしまっていると思います。
更に個人的なことを言うと、基本的にずっと座っていて動かないので腰が痛くなります。特に私は座椅子に座って仕事をしているので、腰への負担が大きいはずです。また、この生活に入ってから、1日のほとんどの時間をディスプレイを見て過ごしています。仕事中はもちろん、仕事が終わったら間髪入れずにテレビ視聴に移行します。おそらく目の疲労も相当なものだと思います。意識的に目を休める時間を設けるべきかもしれません。あと、何と言っても電気代が気になります。今なんて終日エアコン付けっ放しですからね。
そういった負の面も多々ありますけど、メリットの方がずっと大きいです。このブログ自体、リモートワークでなければ始めていなかったと思います。たぶん通勤が無くなって、時間的にも体力的にも余裕が生じたおかげです。コロナ終息後もリモートワークが続くよう願ってやみません。
【姉妹サイト】