キャッシュレス決済のPayPayを導入しました。といっても、まだスマホにアプリをダウンロードしただけで未利用です。
これまで極力クレジットカード(楽天カード)で支払いを済ませてきました。以前より同僚などから「キャッシュレス決済の方が便利だしお得だよ」とは聞いていました。しかし導入が面倒そうだし、クレカで特に困っていなかったので、無視していました。
ところが、先日の旅行で私以外はみなPayPayを使っていて、色々な店でクレカより楽に支払いをしている様子を目の当たりにしました。クレカだと、店の端末によっては暗証番号の入力が必要なんですよね。
また、私は旅行中に会計を担当していました。最終日に1人当たりの費用を算出して、支払いを現金か銀行振込のどちらにしようか、みたいな話をしていた時のことです。同行者から「そうか、URTKはPayPay使ってないんだっけ。PayPayだったら送金が楽なんだけどな」と言われてしまいました。
その後、いかにPayPayが便利でお得か、といったことをあらためて教えてもらいました。特に、クレカと組み合わせればポイントを二重取りできるのだから、既にクレカを使っているならキャッシュレス決済をやらない理由が無い、という説明は私に刺さりました。
「これは多少面倒でも導入してみる価値があるな」と思い、夏季休暇最終日である今日のうちにアプリをダウンロードしてみた次第です。今日はおそらく外出せず、食事もありもので済ませるので、利用デビューは後日となります。
それにしても、この種の便利な仕組みが新しく世に出て来た時、いち早く導入する人と、そうでない人が居ます。私は後者の典型です。その理由は、新しいことを覚えたり導入したりするのが面倒で億劫だからです。導入した方が良いだろうと思いながらも、面倒さの方が勝ってしまいます。我ながら、少々よろしくない性格だと思います。
この性格は色々な局面で災いしていて、投資の分野でも例外ではありません。
私はブログを始める前まで、地球株だけを運用していました。地球株を構成する金融商品の大半が米国籍のETF「VT」です。VTの分配金には、まず米国で10%の税金がかかり、その後に日本で20%の税金がかかります。つまり二重で税金がかかってしまいます。このうち、米国分の一部については確定申告の際に「外国税額控除」を申告することで還付を受けられます。
この制度、最初から存在を知っていましたが、私は申告方法の詳細を調べるのが面倒で、何年間も何もせずに見送っていました。やがて年間の分配金が100万円を超えるようになり、いよいよ米国分の税金も無視できない額となってきて、やっと重い腰を上げて外国税額控除の申告に踏み切りました。やってみればそれほど複雑な処理でもなく、なぜ早くやらなかったのだろうかと思ったものです。ただ面倒くさがっていたせいで、結果的に数年分に渡る還付金をみすみす逃してしまいました。
まあ過ぎた事は仕方ないです。今後はキャッシュレス決済を活用して、とりあえず支払いの面ではもう少しスマートになりたいと思います。
【姉妹サイト】