先週、金曜ロードショーで「となりのトトロ」を見ました。何度見ても心が温まるというか、ほんわかした気持ちになりますね。というか、本当に何度も放送されていて、毎年のように金ローで見ている気がします。毎年は言い過ぎでしょうか。他のジブリ作品も金ローで繰り返し放送されるので、感覚的にはそれくらいの頻度で見ている気がします。
複数回見ることで、あらためて「あれはそういうことだったのかな」って思ったりもします。物語の序盤で、サツキがお風呂を沸かすために薪を運ぼうとします。そこで突風が吹いて、薪が空高くブワーって舞い上がってしまいます。初見だと「風つえーな」としか思わないんですけど、2回目以降だと「ねこバスか大トトロが通過したんだな」って想像できますよね。
逆に未だに分からないこともあります。トトロ、特に大トトロは何歳なんでしょうか。コマを使いこなしているし、住処には土器らしきモノまであるので、相当昔から棲息しているのでしょう。まあ細かいことを詮索するのは野暮かもしれません。映画では、それらのコレクションに傘が加わって、大トトロはご満悦でしたね。かわいらしいです。
ねこバスもかわいいです。初めて見たときは衝撃を受けました。よくこんなの思い付きますよね。サツキがメイを探しているとき、ねこバスの行き先表示が「めい」になるのが面白いです。
こういう映画を見ると、田舎で自然に囲まれて過ごす生活に憧れます。先日北海道に行った時にもそう思いました。今の東京での生活では、ほとんど「自然」に触れることがありません。もし今の仕事を辞めたら、コンクリートジャングルを抜け出して生活してみるのも良いかなと思います。
次に同作品を見るのは来年か再来年になるでしょうか。その時にはまた新たな発見があるかもしれません。
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