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日本人の英語力向上へ、文科省が「アクションプラン」取りまとめ

このブログでたまに英語の話題を取り上げることがあります。私が英語にコンプレックスを持っていて、この手のニュースが気になるというか、どうしても目に付くからです。じゃあ勉強しているのかというと全然しておらず、漠然と、いつか何とかしたいと思っているだけです。

さて、文部科学省が「英語教育・日本人の対外発信力の改善に向けて(アクションプラン)」を取りまとめて公表しました。

https://www.mext.go.jp/content/20220808-mxt_kouhou01-000024386_01.pdf

 

日本人の英語力は、残念ながら未だに世界最下位クラスです。今後ますますグローバル化が進展する中で、日本人の「英語力」「対外発信力」の向上が必要、という課題認識のようです。その上で「学校英語教育の底上げ」「教員採用・研修の改善」「海外留学の促進」などのアクションプランを掲げています。

日本人は昔から世界一「英語に苦しんでいる」民族だと思います。私も例外ではありません。この状況は令和の時代になっても変わらないようですね。

以前、会社で昇格するためにTOEICのスコアが必要だったので、仕方なく英語を勉強しました。最後にTOEICを受験したのは5~6年前です。スコアは確か750点くらいだったと思います。それ以降はTOEICを受験する必要がなくなり、糸が切れたように英語学習を止めました。それでも、TOEICはともかくとして、やはり英語ができるに越したことはないな、と思っています。

うちの会社では、若い社員は私の世代よりも英語ができる人の割合が多い印象です。それでも日本全体で見れば、まだまだ絶対数が少ないのでしょう。今後の学生は大変だと思います。

今回のアクションプランで日本人の英語力は向上するでしょうか。私はこの分野のど素人ですが、あまり期待できないと思いました。誰が悪いというわけではなく、そもそも日本人にとって英語は難し過ぎると思います。日本語と英語って文法も表記も発音も、何から何まで全然違うじゃないですか。諸外国の英語学習者に比べて最初から相当なハンデを負っています。

英語がリンガ・フランカ、事実上の地球語になってしまったことは、日本人にとって「運が悪かった」としか言いようがないです。

また文化的な違いも大きいです。日本人は長らく島国の中で、同じ民族同士で暮らしてきたため、言葉が多少足りなくても互いに通じ合うことができます。一方、移民が多い米国では、言葉をなるべく正確に、厳密に、論理的に運用する必要があります。そうしないと、異民族同士でコミュニケーションが取れないからです。

学生の頃、「英語では主語を省略できない」と習いました。それも上記の文化的な事情によるものかもしれません。しかし私から言わせれば、主語どころの騒ぎではないんですよ。主語も目的語も前置詞も極力必要で省略できません。また、文法の枠を通り越して、主張にはほぼ必ず理由が伴っていないといけない、といった論理のフォーマットみたいなものもあります。ひとたび英語になると、そのように頭を切り替えないといけないので疲れます。

英語学習において単語や文法の習得はもちろん必須です。しかし、まずは日本語でも良いので、言葉をなるべく正確に、厳密に、論理的に運用する練習をした方が良いと思います。ど素人の戯言ですけど、急がば回れで、その方が後々英語力の向上にも寄与するような気がするんですよね。

 

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