地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

米、0.75%利上げ(3回連続)

昨日のFOMCで、FRB政策金利の0.75%利上げを決定しました。これで6月以降、3回連続の大幅利上げとなります。一部には1%になるとの予測もありましたが、順当に0.75%でした。

それでも相当に大きな利上げが続いています。通常の利上げ幅は0.25%ですからね。それの3倍の利上げを、3回連続で行っています。しかも、年内に再度0.75%の利上げを行う可能性を示唆しました。

今後の政策金利見通しの中央値は、22年末時点で4.4%、23年末で4.6%、24年末で3.9%です。今回は0.75%の利上げ幅よりも、この見通しの方がショッキングではないでしょうか。これによると、まず、11月の利上げ幅は0.75%、12月は0.5%ということになりそうです。また、23年中の利下げは無く、政策金利はしばらく4%台のままで推移します。というか、24年もほとんど4%台です。

パウエル議長はかねてより、景気よりもインフレ抑制を最優先する姿勢を示していました。今回もその方針があらためて確認された形となります。決定を受けて株価は下落、おそらく地球株も大きな打撃を受けています。上記見通しに従えば、少なくとも後2年は地球PFも低空飛行になるでしょう。

しかし見方を変えれば、この2年ほどは良い仕込み時かもしれません。コロナ前までは、あまりにも上手く行き過ぎていました。地球債など高過ぎて(=金利が低過ぎて)買う気になれず、地球株から地球PFへの移行が遅れてしまいました。今年になってようやく、地球債を始めとした各地球資産への積立を開始することができました。しばらく淡々と地球PFを構築していけば、いつか花開く時が来ることでしょう。

個人的に気を付けたいのはキャッシュポジションです。キャッシュは日々減価するので、通常であれば他の資産に替えておいた方が良いと思っています。しかし今のような非常時には、ある程度のポジションを残しておかなければなりません。現在、地球債とゴールドを計650ドル上限(だったかな?)で毎日自動買付しています。企業型DCとつみたてNISAでは、地球株に満額積み立てています。今はそのまま放置していますが、キャッシュ比率に応じて、どこかの段階で設定を見直すべきかもしれません。

しばらく厳しい投資環境が続きそうですね。地球PFにとっても冬の時代になりそうです。春に向けて引き続き根を張っていきたいと思います。

 

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