地球PF運用ブログ

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シャバい

私と家族のバックグラウンドには大きな隔たりがあります。端的に言うと、相当な不良一家の中で、なぜか私だけが普通に学校を出て、普通に就職して会社員になりました。なぜそうなったのか、よく分かりません。私は生まれつき病弱だったので、そもそも不良になる程のエネルギーが無かった、ということかもしれません。

まあそれは良いとして、文化が違えば考え方や言葉遣いも異なります。先日、久しぶりに母と会った時の話です(以下の記事の日です)。

chikyu-pf.hatenablog.com

この頃、母はツイッター上で誰かと少々揉めているようでした。それに関して、「あのシャバ僧、シャバいんだよw」と母。私は「へー」と応じながらも、「シャバい」という言葉の意味が分かりませんでした。とはいえ会話のコンテクストから、相手を揶揄する言葉なんだろうな、というニュアンスだけは何となく分かります。「シャバ僧」は「シャバい+小僧」ということでしょう。

詳細な意味は分からなくても特に問題ないのですが、その後も「シャバい」が連呼されるため、さすがに気になって母に聞いてみたんですよ。「ちょっと待ってw シャバいってどういう意味? 『娑婆の空気』の娑婆と関係あんの?」「いやいや、シャバいは、シャバいだよww」。よく分かりません。

で、さっきふと思い立って「シャバい」の意味を調べてみました。三連休の初日に、私は一体何をやっているのでしょうか。

 

【シャバい】

  • 別表記:シャバイ、しゃばい
  • ひ弱、根性なし、冴えない、といった様子を表現する俗な言い方。とりわけ、普段はいきがっているのに、窮地に立たされると途端に弱腰になる様子を指すことが多い。
  • シャバい振舞いをする者は「シャバゾウ」(シャバ僧)と呼ばれることがある。

(出典「Weblio辞書」)


「シャバい」の意味が分かってスッキリしました。「シャバ僧」も興味深いです。「小僧」単体でも相手を侮辱する言葉として十分な強さを持っていると思います。これに「シャバい」がプラスされるのですから、さしずめ「シャバ僧」は不良の世界における侮辱語の最上級といったところでしょうか。

更に調べてみると、この言葉は80年代から90年代にかけて不良の間で多用された、いわゆる「ヤンキー用語」のひとつだそうです。現在ではほぼ死語になっています。なるほど、私では分からないわけです。

話は飛びますが、昨日、政府・日銀が円安阻止に向けた為替介入に踏み切りました。これによって、ドル円は一気に5円ほど上昇しました。正直に言うと、私は介入は不可能だと思っていました。単独介入では効果が低く、協調介入では米国が許さないだろうと思ったからです。

「どうせ口先だけで、実際に介入なんて出来ないでしょ」と。つまり「はー、日本、マジでシャバいわ」みたいな感じです。それが、実に24年ぶりの円買い介入に踏み切りました。おかげで地球PFはとんでもない打撃を受けたものと思います。日本はシャバ僧じゃなかったんですね、すみませんでした。

 

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