地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

地球PF:1.82億円、前週比426万円減、前月比701万円減

地球PFは先週末から426万円減少し、1.82億円となりました(参照:先週末の状況)。ちょうど月を跨ぎましたので、月次での比較も行います。先月からは701万円減少しました(参照:先月初めの状況)。割と大きな減少です。

先月は先進各国のインフレが全く収まっていないことが次々と露わになりました。米国の8月のCPIは前年同月比で8.3%、イギリスは同9.9%、ユーロ圏は同9.1%の上昇です。また、ドイツの9月のCPIは前年同月比でなんと10.0%上昇。これは第二次世界大戦以来の伸び率です。

日本を除く各国の中央銀行は、今後とも大幅な利上げを実施していく見込みです。FRBは引き続き、QTを含む強力な金融引き締めを展開します。こうした状況の下、S&P500は年初来安値を更新しました。また、米10年債の利回りは一時4%を超えました。この市場環境では、地球PFの成績が振るわないのも無理ありません。

詳細は以下のとおりです(カッコ内の%は割合)。

 

地球PF:181,828,901円

  • 地球株:123,811,923円(68.09%)
  • 地球債:9,677,194円(5.32%)
  • 地球不動産:4,496,676円(2.47%)
  • ゴールド:9,546,693円(5.25%)
  • キャッシュ:34,296,415円(18.86%)

 

マネーフォワード_キャプチャ(2022/10/01)


各地球資産の状況について、ここでは前週比ではなく前月比で報告します。

地球株は7,533,985円減少して123,811,923円となりました。割合は1.46%減って68.09%となりました。比較的大きく減りました。金額はともかく、割合がもう少し減ったらVTを買い増そうと思います。

地球債は725,499円増加して9,677,194円となりました。割合は0.58%増えて5.32%となりました。先月ようやく5%を超えました。地球債は今後の地球PF構築におけるメインターゲットです。先進各国の債券が割安な今のうちに、積立額を少し増やすことを計画しています。

地球不動産は516,363円減少して4,496,676円となりました。割合は0.18%減って2.47%となりました。こちらは相変わらず放置しています。このくらい持っておいても良いでしょう。

ゴールドは1,378,443円増加して9,546,693円となりました。割合は0.92%増えて5.25%となりました。割合の方は目標としていた5%に到達しました。これをもって、ゴールドの毎日自動買付をストップします。今後は割合が5%を大きく下回った場合のみスポットで買い付けることになると思います。

キャッシュは1,064,172円減少して34,296,415円となりました。割合は0.14%増えて18.86%となりました。金額は減少するも、割合は相対的に増えた形です。通常、現金はインフレで減価していくので他の資産に変えておきたいところです。しかし今の状況では、ある程度のキャッシュポジションを維持せざるを得ません。

世界中の厳しい市場環境がそのまま地球PFの下落に繋がっています。地球PFは地球全体の資産状況がそのまま反映されるべきポートフォリオです。少々変な言い方になりますが、現実と同様にちゃんと下落しているという意味で有効に機能しています。逆に今の状況で地球PFの価値だけがスルスルと上がって行ってしまったら大問題です。その場合、地球PFが地球全体の資産価値の推移を全くトレースできていない、ということを意味してしまうからです。

ツイッターでは少々おどけて「ぴえん」などと呟いていますが、本来「市場リスク」は取るべきリスクです。今回のような短期の変動(下落)を受け入れているからこそ、長期のリターンを期待できます。今後もおそらく厳しい市場環境が続きますが、大局的な視野を失わないように気を付けたいと思います。

 

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