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シン・仮面ライダー

友人と映画「シン・仮面ライダー」を観に行きました。私は仮面ライダーにそれほど詳しくなく、子供の頃にテレビ版をちょこちょこ見たくらいです。友人は結構詳しく、石ノ森章太郎の原作まで読んでいます。仮面ライダーに限らず、特撮モノ全般に詳しいです。今回、友人が「絶対に観たい」ということで、誘われて一緒に観に行って来ました。

本作、見る人をだいぶ選ぶ作品だなと思いました。まず、仮面ライダーに対する監督の愛が物凄いです。なぜ原作を知らない私がそんなことを言えるかというと、友人から「あのシーンは原作ではこうなってる」「この展開はテレビ版の1号と2号の関係が云々で」と色々教えてもらったからです。そういった、見る人が見れば分かる、といった仕掛けが随所に盛り込まれています。逆に何も知らなければ、監督が各シーンに込めた思いを感じ取れないかもしれません。「一見さん」を思い切り突き放しているという意味で、見る人を選びます。私は詳しい友人と観に行けてラッキーだったかもしれません。

これまで「シン」シリーズは「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」と来て、そして今回の「シン・仮面ライダー」です。おそらくマニアック度で言えば、「シン・仮面ライダー」>>>「シン・ウルトラマン」>「シン・ゴジラ」、といった感じかと思います。そういえば、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」の主要俳優が、本作でも多数出演しています。ネタバレになってしまうので詳細は伏せますが、この俳優はこういう役回りとしてもう固定されてるんだな、と思ったりしました。

全体として、2時間こってり特撮、といった感じです。特撮モノ好きにはたまらないのではないでしょうか。バトルシーンの特撮やアングルはとても凝ってて面白かったです。バトルと言えば、序盤から割とグロいので結構ビビります。

それから、これは原作にない設定かと思いますが、主人公含め味方陣営が超絶コミュ障です。唯一の例外は一文字隼人で、この人だけは爽やかです。一文字以外のキャラは、そのコミュ力でどうやって今まで生きて来たんだんろうか、と思ってしまうレベルです。むしろ敵の怪人たちの方が感情豊かでした。

あと細かい点ですが、サイクロン号(主人公のバイク)が結構良い味を出しています。ギミックも良いんですけど、何とも可愛らしい動きをするシーンがあります。観に行った方であれば、「あのシーンか」と分かっていただけるかもしれません。

久々に大スクリーン、大音響で映画を楽しみました。大満足です。原作マンガの仮面ライダーも読んでみたくなりました。また面白そうな作品が出て来たら、映画館に足を運びたいと思います。

 

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