上野動物園(恩賜上野動物園)に行って来ました。愛らしい動物たちを見て癒やされたくなった、という気持ちもありますが、それより主要な理由は「都民の日」で無料だったからです。都民の日(10月1日)は都内の一部美術館や動物園などが無料になります。無職になってから美術館には割と頻繁に行っています。一方、動物園には子供の頃に行った切りでした。良い機会なので、久々に動物園に行ってみることにしました。こうして思い立ったらフラッと行けるのは、まさに無職の特権だと思います。
けっこう混んでました。都民の日って、会社は休みにならないけど、学校は休みになるんですね。実は知りませんでした。それもあってか、家族連れが多かった印象です。働き盛りの年代のおっさんが1人で来るのは少々珍しいかもしれません。
久々に色々な動物たちを直接見られて楽しかったです。都会では滅多に見られませんからね。特に象、熊、ゴリラ、キリンなどには動物園でなければ会えないでしょう。トキやフラミンゴなどの鳥類も、個人的には珍しくて面白かったです。
それにしても、この動物たちは幸せなんでしょうか。人間様の鑑賞用に、狭い檻の中に閉じ込められて一生を終えます。ただし毎日餌を貰えます。自由はないけどラクに生きられる。その意味では会社に飼われている社畜とよく似ています。この状態を幸せと感じるかどうかは各個体の価値観次第でしょう。
社畜も会社に行ってさえいれば毎月定額の給料を貰えますからね。ひとたび会社の外に放り出されれば、収入は安定せず、何でも自分で決断しなければならず、その決断が命取りになることもあり得ます。ある意味で野生動物と同じになります。動物園で飼い慣らされた動物が野生動物としては生きられないように、おそらく会社に飼い慣らされた社畜も、社外に放り出されて生きていくのは大変でしょう。以降も動物と社畜の類似点を延々と考察していこうとも思いましたが、虚しくなりそうなので止めておきます。私もなんだかんだで20年以上社畜をやって来ましたので。
ちょっと殺伐とした話になってしまいましたが、久々に動物たちを見て癒やされました。ところで10月1日は「天一の日」でもあったので、動物園からの帰りに上野の天下一品でこってりラーメンを食べ、1杯無料券をゲットしました。また「コーヒーの日」でもあったので、食後にドトールでコーヒーを飲んで帰りました。私は幸せの沸点が低いので、とても充実した一日に感じました。
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