いよいよ衆院選の投票日ですね。私は本日所用があったので期日前投票を済ませておきました。今回の焦点は与党が過半数の議席を維持できるかどうか。与野党は「政治とカネ」の問題をめぐって激しい攻防を繰り広げており、一部報道では自公過半数割れの情勢分析も出て来ています。自民党は裏金議員の問題が尾を引いて苦戦しそうです。代わりに立憲民主党や国民民主党などが大幅に議席を増やしそうな見通しです。結果が気になるところです。
個人的に立憲民主党に対しては、どうしても「悪夢の民主党政権」の記憶がチラついてしまいます。当時も今と似た雰囲気で「自民党にお灸を」というフレーズが飛び交っていました。で、いざ民主党に政権交代したら、むしろ国民がお灸どころか丸焼けになっちゃったっていう。もう昔の話なので忘れてしまった人も多いかもしれません。人間誰しも喉元過ぎれば熱さを忘れますからね。
Xの株クラも割と衆院選の話題で持ちきりのようです。普段は各自の資産額を誇示し合ったり投資戦略の違い等で言い争ったりしているクラスタ(←失礼)なので珍しいです。彼らは何処に投票したのでしょうか。おそらく多くは国民民主党か日本維新の会あたりだと推測します。彼らの属性と両党の政策がそれなりにマッチしそうです。
私も政策マッチング的なサイトでどの政党が向いているのか試してみました。簡単なアンケートに答えていくと、自分の考えがどの政党に何パーセントほどマッチしているのか分かる、というものです。私の結果はトップが日本維新の会、次いで国民民主党でした。ぶっちゃけ結果が出る前に、設問に回答している段階で「これだと維新か国民になるだろうな」と分かります。
国民民主党の玉木代表は、Xで氷河期世代の問題を「人災」だったとポストしていました。かつて当該世代は散々「自己責任」だと蔑まれて辛酸をなめて来ました。私も氷河期世代で、それなりに苦労して来たので同代表の言葉は嬉しいものです。同党はその他の面でも割と理に適った政策提言をしている印象を受けます。
一方で、玉木代表は色々な場面で「資産課税」について言及しています。これは二重課税であり、FIRE民としてもいただけません。彼は元財務官僚という経歴からも、資産課税ガチ勢の強いオーラが見え隠れしています。これさえ無ければ全面的に支持したかったところです。難しいものですね。
そういえば社畜時代、労働組合から特定の政党、特定の候補者に投票するよう「お願い」が度々来たものです。露骨な組織票の呼びかけにドン引きました。ちなみに一度も応じませんでした。また先日、元同僚から「比例は公明党に入れてくれませんかー?」とLINEが来ました。これも非常に有名な組織票ですね。私は無職と同時に無宗教でもあるので、こういう連絡は困ります。まあこれも従う義務なんて無いから良いですけど。
そんなこんなで、かなりギリギリまで投票先を迷いました。実際どこに投票したかは秘密です。基本的にどの政党がどれだけ躍進しても、地球PFへの影響はそれほど大きくないと思っています。もっとも上記の資産課税は困りますけど。議員の皆様方には課題だらけの日本をぜひ良い方向に導いていただきたいものです。
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