27日に衆院選の投開票が行われました。結果は自公過半数割れの与党大敗。過半数割れは政権が民主党に交代した平成21年以来15年ぶりです。自民が失った票の多くは立憲民主党に流れました。
ちなみに投票率は53.85%、戦後3番目に低い数字だそうです。せっかくの権利なのにもったいないですね。私は日々忙しい無職生活の最中、今回は期日前に投票しました。
それにしても立憲民主党がこんなに躍進するとは意外でした。以前からX(の株クラ)も割と「立憲なんかに入れるわけない」って雰囲気だったんですよね。これに関して、Xで相互フォローしてもらっているFIRE民の先輩の方が、Xの株クラなど「少数派中の少数派」であって、世間の認識とは大きくズレているという旨のポストをしていました。
なるほど、その通りですね。いわゆるエコーチェンバー状態に気をつけなければと思いました。まして私など今や無職。リアルの交友も少なく、情報源の大半はX。これではどんどん世間様の常識から乖離していく可能性が高いです。うーん、おそろしい。
予想が外れたという意味では株価もそうです。与党過半数割れで週明けの日経平均株価は大きく下落するだろうと思っていました。Xでも「ブラックマンデー」がトレンドに上がっていました。ところが蓋を開けてみると日経爆上げ。分からないものです。やはり私は下手に予想せず、今後も地球PFと共に歩んでまいりたいと思います。
話が色んな方向に逸れてしまいました。今後の政治の動きはどうなるでしょうか。しばらく膠着状態に陥ると思います。過半数割れの自公は何も決められなくなります。引き入れ先を必死に模索するでしょう。野党も全体では過半数を上回ったものの、やはり連立を組まなければ政権交代はできません。そいうわけで、しばらく政治は膠着するのではないでしょうか。
石破首相は言うことがコロコロ変わりますが、一部報道によると野党との連携を想定していないと述べています。その場合、首班指名の決選投票で政権交代して「悪夢の民主党政権」が再来する可能性もゼロではありません。奇しくも今の立憲民主党の党首は当時と同じく野田氏です。もっとも政権交代の可能性は極めて小さいでしょう。
ところで、政治の膠着は悪いことばかりではないかも分かりません。当ブログでも度々言及している金融所得課税や資産課税などは到底進められなくなるでしょう。それらは二重課税という意味で問題ですが、私たちFIRE民にとっては特に大問題です。それが進まないのであれば結果オーライという見方もできます。とはいえ、ちょっとした時間稼ぎに過ぎないかもしれませんが。
色々書きましたが、上記のとおり私の予想は大体当たらないのでお気をつけください。それでも全く問題ないポートフォリオ「地球PF」に今日も感謝の念が絶えません。
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