先日フォルクローレ音楽専門の楽器屋さんで新しいケーナを購入しました。今まで竹製の細いケーナを使っていましたが、今度は木製の太いやつにしました。価格は木製の方が高めです。投資したからにはしっかり取り組みたいところです。いやー、テンションが上がります。
当ブログでも何度が書きました通り、退職してから縁あってフォルクローレ音楽を再開しました。学生時代に1年間だけケーナを吹いていました。それ以来、実に25年ぶりです。先月コスキンに出演しまして、一応の目標を達成しました。
これで一段落したものの、せっかくなので続けてみることにしました。一緒にコスキンに出たメンバーも引き続きやる気です。また学生時代の他のメンバーも久々にやりたいということでケーナを買いました。仲間内で久々にフォルクローレ熱が高まっています。
それはそれとして、なぜ新しいケーナーを購入したかというと、前のケーナに問題があったからです。先輩からありがたく頂いたものでしたが、実はピッチ（音の高さ）が少々ズレていました。ミからソの辺りが半音ほど高かったのです。以前コスキンに向けた練習の際、プロの方にそれをご指摘いただいて気が付きました。本番では、一部どうしてもズレが目立つところだけ半音落として、むりやり調整しました。コスキンはそれで何とか凌ぎましたが、更に続けるなら、この際なので新たにケーナを買い直そうと思った次第です。
楽器屋さんの主人によると、ピッチが低い分には吹き方で何とか出来る余地があるそうです。しかし私の旧ケーナのように、高い分にはどうしようもないとのことでした。なおピッチのズレは竹製よりも木製の方が生じにくいそうです。また私の場合、意外と息が強いらしく、これだけ息が出るなら細身より太いケーナの方が合っているかもしれない、というアドバイスを頂きました。それで竹製の細いケーナから木製の太いケーナに買い替えたというわけです。
そういうわけでケーナの練習を再開します。個人練習用に近所のカラオケボックスを利用していました。コスキン本番まで通い詰めたので会員ランクが最上位になっています。練習再開で引き続き「ダイヤモンド会員」を維持できそうです。
長い無職生活、こうして腰を据えて打ち込める対象に巡り合えたのはラッキーかもしれません。私の場合は楽器の練習となります。もちろん旅行や飲み会などを楽しんだり、ひたすらダラダラ過ごしてみるのも一興です。しかし働いている人に比べて莫大な時間があるので、長期間熱中できる何かがあっても良いかなと思います。
ただし、練習がつらくなってしまっては本末転倒です。そりゃ上手くなりたいですけど、一番大事なのは自分が楽しむことです。私はFIREして、あらゆる「競争」から降りました。もう誰かと競う必要もありません。頑張り過ぎないように頑張りたいと思います。
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