ビットコイン（以下、BTC）の上昇が留まる事を知りません。史上最高値を連日更新しています。ドル建てで9万ドル、円建てで1,400万円を突破しました。一体どこまで上がるのでしょうか。
BTCは2008年10月に誕生、1年後の2009年10月に初めて価格がつきました。当初の価格は1BTCあたり0.07円。それが今や1400万円です。この15年間で実に2億倍にもなりました。
私は今年8月初旬頃に初めてBTCを少々購入しました。地球PFバージョンアップ（Ver3.0）の一環として「地球商品」の中に暗号資産を加えることにしたのです。当時のレートは1BTCあたり900万円くらいだったでしょうか。遅きに失した感はありますが、それでも今や64%ほどプラスになっています。
「もっと早く買っておけばなー」と思わないことはありません。我ながらアンテナが低すぎました。ひと昔前はBTCをはじめ「仮想通貨」なるもの自体が、海の物とも山の物ともつきませんでした。まあぶっちゃけ今でもそうなんですけど。
また地球PFの戦略上、こういう資産を早くに買えないのは仕方ない面もあります。この点は前回の記事で触れましたので、ご興味がありましたらそちらをご参照ください。
ただしBTCに限らず、あらゆる暗号資産を時価総額比で組み入れた「暗号資産インデックスファンド」が出来れば、今後価値が上がるかも分からないアルトコイン群に幅広く投資できます。地球PFの運用方針上、本来はBTC単体よりもその方が望ましいです。
ところで、私は地球PFが2億円を突破した頃に退職を決断しました。そこから色々あって退職時期が長引き、実際に退職した頃には2.8億円ほどになっていました。いずれにせよ、今後の下落リスクを勘案しても、その時点で2億円あれば「もう働かずに生きていけるだろう」と判断したわけです。
もし2009年にBTCを1円分くらい買い、今日までガチホし続けていれば同じく2億円になっていました。まさに私がFIREを決断した水準です。もっとも、地球PFに比べてリスクが桁違いに高いので現実的ではありません。それ以前にボラに耐え切れず、どこかで手放していたでしょう。
また税金の問題を度外視しています。もし本当にBTCでFIREしていたら、税金が高くならないようにチビチビと利確していく感じになるでしょうか。あくまで現行制度が続いた場合の話ですけど。激しいボラに晒されながらの定期利確も精神的にきつそうです。
BTCはこの15年間で2億倍になりました。今後も上昇し続けるのか、それとも現状は仮想通貨バブルに過ぎず、やがて大暴落するのか。それは分かりませんが、引き続き地球PFの構成資産として保有し続けたいと思います。
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