先日元同僚と「はにわ展」に行って来ました。東京国立博物館で約半世紀ぶりに開催されています。国宝「埴輪 挂甲の武人」の国宝指定50周年を記念しての開催だそうです。
こいつの兄弟というか仲間というか、よく似た埴輪が他に4体あります。おそらく同じ工房で作られたのではないかと言われています。今回の展示会で、史上初めて5体の「挂甲の武人」が一堂に会しました。うち一体はシアトル美術館から取り寄せたそうです。この5体集合が今回の目玉だと思います。
また、国宝の挂甲の武人は本来カラフルだったそうです。以前NHKの「歴史探偵」でも紹介されていましたね。実物大の彩色復元版がありました。よく見る単色版とはまた違った魅力があります。
これらの武人を含め、展示会では約120件の出土品が展示されています。はにわと言えば、真っ先に思い浮かぶのは人タイプか馬タイプのモノです。私は氷河期世代ですが、たぶん子供の頃にテレビで見ていた「おーい!はに丸くん」の影響でしょうね。「はに丸くん」とお馬の「ひんべい」でしたっけ、懐かしいです。
それら以外だと、ゆるキャラっぽい「踊る人々」が有名です。他にも色々な種類のはにわがありました。馬以外の動物や、家や円筒などのタイプもありました。バラエティに富んでいて興味深いです。
とても見応えがあり、歩き疲れました。今回朝一で元同僚と待ち合わせて開館直後に入りました。それでも結構並んでいて、割と混んでいました。もし午後から行っていたら無理だったかもしれません。
ところで、多くのはにわは群馬で出土しています。実は一緒に行った元同僚が群馬出身です。「群馬から出ても結局みんな東京が持って行ってしまう」と冗談交じりに怒っていました。東京出身の私は考えたこともありませんでしたが、そう言われてみればそうかもしれません。群馬出土のはにわに限らず、けっこう何でも東京の博物館等に集まってしまいます。
そういえば、同館で「Hello Kitty展」もやっていました。そっちは見ていませんが、これはこれで面白いのかもしれません。
FIREした直後はけっこう頻繁に美術館や博物館に行きました。そのために「ぐるっとパス」を購入しましたが、パスの期限後はあまり行かなくなりました。今回久々に博物館ではにわを見まくって楽しかったです。また何か面白そうな展示があれば足を運びたいと思います。
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