先日の運用報告で触れましたとおり、地球株の主力「VT」を一部売却しました。
目的は来年の新NISA年初一括投資用の原資確保です。先ほど確認してみたところ無事約定されていました。
<VT一部売却>
- 約定日:2024/12/20
- 売却口数:200口(7802→7602)
- 約定単価:119.05ドル
- 受渡金額:23,788ドル(手数料控除後)
新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて360万円です。今回の受渡金額23,788ドルは、現時点のドル円レート156円台半ばで円換算すると370万円をやや超える程度です。仮にドル円がここから数日間で152円まで円高に振れたとしても、まだ円換算でギリギリ360万円以上になります。せいぜい数日後くらいには使われるはずのお金なので多分何とかなるだろうという計算です。
ちなみに来年の新NISAの設定は今年と全く同じにしようと思います。つみたて投資枠はオルカン、成長投資枠はVTです。いずれも年初一括投資の予定です。成長投資枠は微妙に余るので、そこはオルカンで埋めます。
ネットの情報によると、SBI証券の新NISAつみたて投資枠で直接一括投資する道は塞がれてしまい、どうやら設定方法にコツが要るそうです。後ほど確認しようと思います。
成長投資枠の方は今年同様に設定できるようですが、日本の投信ではなく米国ETFを枠いっぱいまで買い付けるのは一筋縄ではいかず、今年も非常に苦労した記憶があります。たしか買付の際にバッファを設けられる関係で、一度の取引では終わらず数日を要したような。すっかり忘れてしまったので、こちらも改めて確認しなければなりません。つくづく新NISAは日本の投信用の制度だと痛感します。そりゃそうか。
いずれにしても、新NISAはあくまで地球PF運用の一環という位置付けです。新NISAで新たに何かを買うのではなく、課税口座のVTを一部手動で新NISA口座に移し替える感じです。本当は直接移管できれば余計な作業や手数料が発生しないので望ましいところですが、そういう仕組みが無いので仕方ありません。また、本来はつみたて投資枠でもVTを買い直したかったのですが、VTは投資対象外ということで代わりにオルカンとします。今年と全く同じ考え方です。
一応補足しておきますと、一般に資産形成の上では成長投資枠もオルカンの方が有利と思います。新NISA口座の内部で毎年再投資されていきますからね。私は無職なので無税の分配金が欲しいのです。また制度以前に金融商品上、個人的にオルカンよりVTの方が、特にカバー範囲の観点から優れていると思います。この点は当ブログで多分何度も書いている気がするので、ここでは繰り返しません。
さて、今後は今回調達したドルのうち120万円分を円転します。その円で、つみたて投資枠でオルカンに一括投資します。残りはドルのまま置いておき、成長投資枠でVTに一括投資します。上記のとおり、色々忘れていたりするので少々手こずるかもしれません。あー、何とも面倒です。頑張ります。
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