昨年末に今年分の新NISAの買付設定をしました。つみたて投資枠はオルカン、成長投資枠は本家VTで、いずれも年初一括投資です。無事発注が執行され、つみたて投資枠の方は残枠がゼロになりました。ところが、成長投資枠の方は残枠が微妙に余り、かつ日々変動していて未だ収束していない様子です。確認できた限りでは、1,129円→173,494円→9,742円→23,945円と変遷しています。
成長投資枠で外国株を外貨で一括購入しようとすると、このように残枠が荒ぶります。発注設定の時点では証券会社がある程度のバッファを確保しておき、実際に発注が執行されるとバッファが解放されて残枠が増えるものと思います。枠を早く埋めたく毎日買い付ける設定にしているため、残枠が増えたら自動的に次の発注が走ります。このプロセスが繰り返されて、残枠が減ったり増えたりしながら、少しずつ収束していきます。なお、これは証券会社からそのような説明を受けたわけではなく、多分そういうことだろうという私の推測です。
新NISAの設定は昨年と全く同じなので、昨年も同じ経験をしています。昨年は初めてのことで、まさか発注後に一度決まった残枠が増えるなど想像もしていなかったので非常に驚きました。その経験から、今年も残枠の変動があるものと分かっていました。慣れたものです。
最後の残枠の数字が正しければ、VTをもう1口は買えそうです。2口は無理でしょう。もちろんVTのドル単価とドル円の変動次第ですが、そんなに大きくは動かないでしょう。ただし、この予想通りに事が進むかは分かりません。
実は残枠が9,742円になった時点で、私はもう収束したものと思っていました。10,000円以下ではVTを1口も買えないからです。次のフェーズに移ろうかと思っていたところ、そこから枠が23,945円まで増えました。まったく油断なりません。
次のフェーズとは、残枠をオルカンで埋めることです。新NISAは日本の制度なので、年間枠は当然日本円で設定されています。それに対してドル建ての商品をドルで直接買っているので、完全に収束したとしても多少は枠が余ります。もう少し様子を見て、収束を確認できたら埋めに入りたいと思います。再びVTを1口も買えない数字となり、それが数日間動かなかったら完全収束と判断して良いでしょう。
とんでもなく面倒くさいです。これが日本の投信なら一発で、かつピッタリと枠が埋まって完了します。まあ日本の制度なので仕方ありません。わざわざ米国ETFの本家VTを直接ドルで買っているため、こういう面倒なことになっています。成長投資枠も大人しくオルカンにしておけば良かったかな。
まあ良いです。とりあえず完全収束の確認と、次のオルカン埋めまで完遂したいと思います。
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