ビットコイン(以下、BTC)の上昇が凄まじいです。史上最高値を連日更新しています。本日時点でドル建てでは88,000ドル台後半、円建てでは1300万円台後半をつけています。まだ上がりそうな勢いです。
トランプ相場で市場が湧き上がっています。暗号資産全般が上がっており、米国株もまた絶好調です。米国株主要3指数(NWダウ、ナスダック、S&P500)は軒並み史上最高値を更新しました。とりわけBTCの上昇が顕著です。
ここへ来て、BTCの時価総額がシルバー(以下、銀)のそれを上回りました。以前にも一度超えましたっけ。これによりBTCが時価総額で世界第8位の資産となりました。
- BTC:1兆7,580億ドル(世界8位)
- 銀:1兆7,320億ドル(世界9位)
なお銀は貴金属の中で2番目に市場規模が大きい資産です。地球PFではBTCも銀も保有しています。
地球PFにとって各資産の時価総額の大きさはとても重要です。そもそもBTCを以前ラインナップに加えたのは、その時価総額が銀に匹敵するほど大きくなって来たからなのです。実のところ、私はブロックチェーンの細かい仕組みなど分かっていません。また、よく暗号資産界隈で言及されるような、フィアット通貨に対する仮想通貨の意味などもそれほど考えていません。単純にBTCの市場規模が無視できないほどデカくなったので地球PFに加えました。
地球PFの理想は、地球上のあらゆる資産を時価総額比で組み込むことです。その意味では、もし今後ポケモンカードの時価総額がとんでもなく上昇し、その一部に投資可能な金融商品が出来れば、地球PFへの組み入れを検討します。投資対象は株でも債券でも貴金属でも暗号資産でもポケモンカードでも何でも良いわけです。ちなみに、ここでポケモンカードを例に出しましたが、私はポケモンにも全く詳しくありません。
この地球PFの戦略は実践において大きな弱点があります。まず、価値がよく分からない資産であっても「時価総額が大きい」という理由だけで無条件に組み入れてしまうことです。また往々にして「高値掴み」となります。私にとってBTCがまさにそうです。暗号資産に対する造詣がもっと深く、1BTCが1円以下だった頃に大きく買っていれば、今ごろ大金持ちでした。
とはいえ、こればかりは仕方ありません。本質的な価値があり、まだ誰に注目されていない資産など事前に分かるはずがありません。これは何も地球PFに限らず、株式市場に閉じた話であっても同じことです。だからこそ多くの投資家はインデックス投資で広く網を張るのでしょう。地球PFはある意味でその究極の形です。
BTCを保有しておきながらこう言うのもなんですが、これが本当に価値のある資産なのか、そして一体どこまで上昇するのか、よく分かりません。トランプ大統領はBTCを米連邦準備銀行の準備金にすると公約しています。そうなれば、BTCはゴールドと同レベルの資産になるといっても過言ではありません。今後のBTCの進展を地球PFの中で見守っていきたいと思います。
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