地球PF運用ブログ

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最終出社日

一昨日の3月29日(金)が最終出社日でした。引き継ぎ資料を共有し、個人ロッカーを空にし、退職の報告メールとご挨拶を済ませ、PC等の備品や社員証を会社に返却しました。その後はまた送別会ということで遅くまで飲んで帰りました。21年にわたる社畜生活から解放、まるで刑期を終えて出所したような気分です。あー、シャバの空気はうまい。晴れて自由の身です。

当日は臨時の部会で退職のご挨拶をしました。実はその場でFIREすることを伝えました。何も自慢したかったわけではありません。元々送別会等で、退職後は転職しないと公言していました。一部の方から「どうやって生きていくのか」と心配されていたので、ご挨拶でFIREについて触れました。また、辞める要因は会社や仕事内容、あるいは特定の同僚などではなく、あくまで個人的な価値観や理由だということを伝えておきたかったのです。

退職の理由として以下のようなことを話しました。仕事にも同僚にも恵まれて感謝しているものの、サラリーマン生活そのものに疲れてきたこと。20年以上働いて45歳となり、個人的には区切りが良いこと。良くも悪くも独身で身軽なので、辞める敷居が低いこと。この最後の点「辞める敷居が低い」に関する補足としてFIREに触れた形です。少々センシティブな話なので、なるべく嫌味な感じにならないよう配慮しました。

それでもFIREに関する反応が特に大きく、「羨ましい!」「前代未聞の退職挨拶w」といった感じで、割と盛り上がりました。とりあえず、最後に本音を言えて良かったです。

ところで、私はチームから離脱しますが、4月から組織が大きく変わります。私の退職を長らく慰留してくれていた上司は別部署に異動となりました。私の部下は「URTKさんが居なくなったら、ここでやっていけるか心配」と不安がっていましたが、この人も別部署に異動となりました。サラリーマンの異動は宿命、これはもう仕方ありません。それ以外にも割とドラスティックに組織が変更され、残ったメンバーはみな不安を口にしています。それだけに、同僚からは「良いタイミングで逃げたな」と冗談を言われます。今後も頑張ってほしいものです。

さて、最終出社日を無事通過しましたが、形式的な退職日は5月24日です。当初の退職日は、本日3月31日のはずでした。しかし有休が相当余ってしまったので、退職願の提出後にもかかわらず、無理を言って退職日を延長してもらいました。

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上司に辞意を伝えたのは、昨年の5月初め頃でした。それから色々あり、正式な退職まで実に1年もの時間を要したことになります。長く働いた会社を辞めるのは本当に大変です。

これから財形貯蓄の解約、保険の任意継続手続き(もしやるなら)などで、まだ少々会社と関わる必要があります。また、確定拠出年金iDeCoに切り替えます。切替先をどうするか、積立を継続するのか保有のみにするのか等々、ほとんど未定です。あまりゆっくり出来ませんが、おいおい検討していきます。

毎週日曜日はいつも「また明日から仕事か」と憂鬱な気分でした。しかし、もう明日も明後日も働く必要はありません。とても嬉しいです。長年患っていた「サザエさん症候群」が完治しました。明日から事実上の無職生活です。しばらくは充電というか、ゆっくり過ごそうと思っています。

 

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