今週は社畜としての最終週です。最終出社日まで今日を入れて残り3日。普通は今ごろ有休消化といったところでしょうが、私は退職手続き、挨拶回り、引き継ぎ、送別会等で非常に忙しい状況です。それもあって、有休消化のために退職日を後ろにずらしてもらったのでした。
とりわけ想定外だったのが送別会の多さです。なんだかんだで毎日のように飲んでいます。部としての公式の送別会の他、非公式の送別会、仲間内の送別会、お客様が開いてくださる送別会、グループ会社やパートナー会社様が開いてくださる送別会などなど。各送別会で毎回同じような挨拶をしています。私は尿酸値がかなり高いんですよ。いい加減に休肝日を作らないとマズいと心配しています。
挨拶回りや送別会では、必ず退職後のことについて聞かれます。うちの部のメンバーは既に、私が転職せずに無職になることを知っています。しかしそうでない面々は、私が退職して別の会社に転職するだろう、という前提で質問してきます。私は聞かれれば、割と正直に「しばらく働かずに休もうと思っています」と答えています。実際には「しばらく」ではなく「死ぬまで」かもしれませんが。さすがに資産云々については触れません。
これを言うと、めちゃくちゃ驚かれるんですよ。まあ大抵の人は当然、退職後に転職するので無理もありません。よくある反応は「もったいない」「羨ましい」「そういうのも良いかも」といった感じです。最後のは精一杯のフォローかもしれませんけど。中には本気で心配してくださる方も居ました。「その若さで何もしなくなるなんて人間ダメになるよ。悪いけど定期的に生存確認させてもらう。」とまで言ってくださいました。
退職して無職のまま数年も経過すれば、年齢的に再就職は難しく、これまで培ったキャリアは台無しとなります。その意味では、たしかに「もったいない」という意見もよく分かります。それも分かるのですが、私から言わせれば、このまま社畜を続けて貴重な時間を浪費し続ける方が「もったいない」です。また「人間ダメになる」という点については、ぶっちゃけ私も危惧しているところです。しかし、何も仕事だけが人間の成長に必須の営為というわけでもないでしょう。なるべく有意義な無職生活を送れるよう、色々と試行錯誤してみたいと思います。
そもそも、ここへ来て「成長」って必要なんでしょうか。ここで言う成長とは一体何を指しているのでしょうか。良き会社員になることを成長と言っているのであれば、それはFIREする私には不要なものです。それは本来の成長ではなく、奴隷の最適化に過ぎません。
話が逸れました。送別会はまだ控えています。最終出社日以降の4月にも何度か予定されています。予想以上の多さですが、大変ありがたいことです。特に付き合いの長いお客様から花束やプレゼントを頂いた時は、労働嫌いの私もさすがにウルっときました。かと言って、労働意欲は1ミリも回復しませんが。
最終出社日まで残り3日、嵐のような忙しい日々はもうすぐ終わります。最終出社日にはPC等を会社に返却し、臨時部会で最後のご挨拶を済ませ、その後また送別会です。あと少し、最後まで踏ん張りたいと思います。
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