今日は土曜日、地球PFの運用報告日です。しかし、例によってSBI証券の外貨建て口座がシステムメンテナンスに入っていました。これでは集計できませんので、運用報告は明日に延期いたします。代わりに、少々関連のある事を書こうと思います。
退職に伴う確定拠出年金の移管(企業型→個人型)に動きがありました。先月初め頃、SBI証券にてiDeCo口座開設を申し込みました。数日後くらいに口座開設完了の連絡が来て、IDとパスワードの連絡書が郵送されて来ました。早速ログインしてみると、まだ資金は移管されておらず、残高はゼロ円でした。その後は特に動きがありませんでした。
先日、マネーフォワード(以下、MF)で資産全体を確認してみたところ、4000万円ほど減っていました。折しもNASDAQ、S&P500、TOPIX等が揃って過去最高値を更新していたタイミングでした。こういう時は地球PFも連動して最高値を更新していることが多いので、期待しつつ確認してみたら逆に大きく減っていたので驚きました。減少の要因は、MFに連携している確定拠出年金サイト(NRK)の残高がゼロ円になっていたことでした。移管に伴う事だろうとは思いながらも、なかなか衝撃的な絵面です。
「じゃあiDeCoに資金が移ったのかな」と思って久々にSBI証券のiDeCo口座を確認してみると、そっちも依然として残高ゼロ円でした。少々ゾッとします。まさか無くなっているとは思いませんが、もし何かの手違いで4000万円が消失していたら怖ろしいです。というか、iDeCoに資金が移管された後も、確定拠出年金の運用管理は引き続きNRKで行われるのでしょうか。この辺りのことが良く分かっていません。いずれにしても、MF上では私の確定拠出年金4000万円が一気にゼロ円になっているのです。
これをXで呟いたところ、相互フォローの方から情報をいただきました。結論から言いますと、全額「処理待機資金」として現金化されていました。MF上では分かりませんが、直接NRKのサイトにアクセスして見てみると、運用商品は処理待機資金、その割合は100%であることを確認できます。今まではMFを通して確認するだけで、直接NRKのサイトを見たことはありませんでした。とりあえず一安心です。大変ありがたい情報でした。あらためて御礼申し上げます。
iDeCoへの移管はいつ完了するのか、正確には分かりません。やはり当初の説明どおり、2~3か月はかかるのかもしれません。企業型DCでは終盤、全額を先進国債券で運用していました。iDeCoでも同じになります。そうなると、移管のタイミングが絶妙に悪い気がします。
具体的に現金化された日は分かりませんが、直近の債券価格は安かったと思います。昨日、米雇用統計が発表されました。失業率が予想より高く、利下げ期待が高まる内容でした。債券価格は金利と逆相関なので、金利が下がれば債券価格は上がります。早速、米国債の価格は上昇しています。年内に利下げされる確率が高まったので、今後も債券価格は上昇が見込まれます。
地球PFの運用においては、原則として投資タイミングを重視していません。とはいえ、一般に金融商品は「安く買って高く売る」方が良いに決まっています。それが可能かどうかは別として。この観点からiDeCoの移管タイミングを見てみると、上記の利下げ時期に鑑みて、逆に「安く売って高く買う」になってしまいそうです。移管のタイミングは私がコントロールできるものではないので、何とも歯がゆいところです。
また移管が長引けば、地球債のうち4000万円ほどが「しばらくキャッシュのまま」になります。地球PFでは各カテゴリの割合が重要で、とりわけ今は地球債を重視しています。移管が長引くことは地球PFの運用上も好ましくありません。といっても、どうしようもありません。早期移管を祈るのみです。
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