円高株安の下落相場が続いています。地球PFも当然打撃を受けています。先週「1週間で1000万下落しちゃったよ」という旨の記事を書きました。
そして今週、更に1000万円下落しました（7/26時点）。つまりこの2週間で2000万円下落しています。
仮にこの「毎週1000万円ずつ下落」という事態が継続した場合、あと7か月ほどで地球PFが枯渇します。冗談です。さすがにあり得ない仮定でしょう。
とはいえ直近の下落相場で、X（の株クラ）では蜂の巣をつついたような騒ぎになっています。トレンドワードには「下落相場」「大幅下落」「バーゲンセール」「狼狽売り」「阿鼻叫喚」といった、穏やかではない言葉が列挙されていました。また、最近NISAで投資を始めた友人たちも悲鳴をあげています。これまで鉄板扱いされていたオルカンですら大幅に下がっていますからね。無理もありません。
私もワーワー言っていますが、実のところ特に焦ってはいません。「2000万円下落」といっても、率にして6.8%程度の下落です。リーマンショックの時なんて50%以上下落して、資産が半分以下になりましたからね。それに比べたら、数%の下落なんて蚊に刺された程度のものです。いや、それはさすがに言い過ぎかな。これが蚊なら、けっこうデカい蚊だわ。まあいいや。実際、2週間で2000万円のマイナスを記録した翌日には、少し戻して300万円のプラスになっていました。今の地球PFの規模感だと、日々数百万円程度くらいは変動してもおかしくありません。
なんだかんだで投資経験だけは長く、また投資関連の知識を多少は蓄えて来ました。それらの経験と知識から、長い目で見れば株式市場全体の指標は上がっていくものと期待しています（参照：お金と労働と地球株 - 3-1. 株式の実績）。
さて絶賛下落中の地球PFですが、先日の運用報告のとおり、中身のバランスはそれほど悪くありません。最新の状況は、概算でこんな感じです。
地球PF：2.78億円
- 地球株：1.44億円（52%）
- 地球債：1.15億円（41%）
- その他：0.19億円（7%）
これだけ分散してもダメなら、おそらく何をやってもダメでしょう。むしろ諦めがつくというものです。
地球PFにとって直近で最大のリスクは円高でしょう。何と言っても地球PFは円高に弱いです。その理由は折に触れて言及していますので、ここでは繰り返しません。日本で生活する日本人が地球PFを運用する上での宿命のようなものです。
これまで円安株高で地球PFは異常な上昇を見せていました。これが円高株安に転じて、現在は下落の真っ只中のようです。地球PFの運用方針は、2000万円下落しようが3000万円下落しようが変わりません。半減しても変わりません。実際にリーマンショックでは半分以下になりましたが、特に運用を変えませんでした。おそらく1億円を割っても変わらないでしょう。上昇しても過度に楽観せず、下落しても過度に悲観せず、今後もひたすら持ち続けていきたいと思います。
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