現在「ケーナ」という縦笛の楽器を日々練習しています。目標は10月に開催されるフォルクローレ・フェスティバルでの演奏です。かつて学生時代にサークルでフォルクローレ音楽をやっていました。その当時の仲間から、数か月ほど前に「またやろう！」と誘われました。そういうわけで20数年ぶりに練習しています。
即席のグループメンバーは3人で、私がケーナを担当、1人はチャランゴという弦楽器、もう1人はサンポーニャという管楽器とボンボという太鼓です。本当はギターも必要なんですけど、同世代の他メンバーは普通に忙しく、時間を取れそうなのは私たち3人だけでした。よって今回はギター無しのグループ構成となります。なお言うまでもなく、3人の中でも無職である私が群を抜いて時間があります。他の2人は働きながら日々練習しています。
メンバーのうち1人はかなり遠方に住んでいます。そのため、普段は各自個別に練習しています。私はカラオケボックスに通って、ひとりで延々とケーナを吹いています。私が通っている店、平日の日中は安くて重宝していましたが、最近料金の改訂があり、若干高くなってしまいました。インフレの波が押し寄せて来ています。
以前スマホのアプリを使って、リモートで全体練習を試みました。でもタイムラグが酷くて、全然ダメでした。そもそも無線のインターネット環境では無理があるのかもしれません。では有線となると、全員がそれぞれ、それなりの施設を借りなければならないので難しいでしょう。結局、全体練習は直接会ってやるしかない、という結論に至りました。
先日、都内のリハーサルスタジオ（音楽スタジオ）に集合して、初めて全体練習を行いました。2日間の合宿練習のような感じです。遠方の人には上京してもらいました。しかも年休を取ってもらって宿泊で。割とガチな取り組みです。ちなみに、その人の知り合いのセミプロ2人にも参加してもらって、色々とアドバイスを頂いたりしました。素人3人に対して、何ともありがたいことです。その後、芋づる式に大御所（らしい）の人にも来てもらい、6人で飲み会をしました。とても有意義な時間でした。
それにしても遠方の友人は大変です。この暑い中、はるばる大きなボンボ（太鼓）を持参して来たので、集合した時にはクタクタの状態でした。それに比べて私はケーナ1本。リハスタへの移動も電車1本。友人には申し訳ないくらいラクでした。
しかも友人は今回の演奏会のためにボンボを購入しました。数万円くらいしたそうです。サンポーニャも買ったんだっけな。意気込みが凄いです。もう1人もチャランゴを購入し、修理に出したりして何かとお金がかかっています。一方、私はたまたま別の集まりで大学時代の先輩からケーナをもらうことが出来ました。更にケーナのケースは友人からもらいました。つまり、楽器に関して言えば、私は今回1円も負担していません。もっとも、日々の練習でカラオケボックスのお金がかかっていますけど。
肝心の全体練習の方は、20数年ぶりにしてはまあまあの出来かな、といったところです。もっとボロボロに酷い出来栄えを想定していました。もちろん、まだまだ演奏会に出られるレベルではなく、課題もいっぱいあります。今回セミプロの方からも具体的なアドバイスを頂けました。来月の次回全体練習に向けて、またコツコツと個別練習に励みます。
いやー、なんか学生時代に戻ったような気分で楽しいです。ただし実際の体力等は実年齢、いや、それ以上に酷い感じです。また楽器なので、練習すれば少しずつ上達していく点も良いです。その過程で成長を実感できます。ぶっちゃけ地球PFの運用には能力も成長も何もなく、すべて地球さんのご機嫌次第です。まあそういった努力や労力が不要であることが地球PF運用のメリットでもあります。おかげで投資以外のことに時間を使えます。あり余る時間を活かして、演奏会に向けて引き続き練習を頑張りたいと思います。
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