先日、マネーフォワード(無料版)改悪について記事を書きました。口座連携上限数の削減(10件→4件)にどう対応するか、を検討した記事です。結論は「おかねのコンパス」という代替サービスの利用でした。
この記事に対して、大変貴重なコメントをいただきました。「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」であれば、引き続き無料で口座連件上限数10件を維持できる、というものです。「あああ」様、あらためましてコメントありがとうございます。ほどなくして、ツイッター上でも同様のツイートを見かけました。おそらく銀行側が費用を負担しているため、ユーザは引き続き無料で現行のサービスレベルを享受できるのではないかとの推測です。
歓喜ですよ。先日の記事で色々と対案を検討しましたが、マネフォを無料で使い続けられるのであれば、もちろんそれに越したことはありません。改悪対策の確定版は「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」の利用ということで問題ないでしょう。既にツイッター上では同サービスへのデータ移行報告がちらほらと上がっています。私も年内には移行しようと思います。
それにしても、ブログやツイッターを利用していて良かったです。おそらく自力ではこの情報を見つけられませんでした。
大袈裟な言い方かもしれませんが、この件で現代が「知識社会」であること実感しました。かつてドラッカーが提唱した知識社会は、脱資本主義、脱経済市場主義を見据えたコンセプトです。知識を「成果を生むための手段」として位置付け、今後は知識が中心的な資産になり得ると論じました。
今回の情報は、そういった知識というよりはライフハック的な、断片的な裏技といったものかもしれません。しかし実際、この情報を知らないがために、今回マネーフォワード有料版に切り替えた人も多く居ることでしょう。特定の知識にアクセスできたかどうかで実際の資産に影響が出ます。同様の例は税金から携帯料金、ポイント活用に至るまで、多種多様に存在しているものと思います。
私は資産運用こそ実践しているものの、こういった面には滅法弱く、おそらく日々の生活で損していることが多いです。そのため、ブログやツイッターで多種多用な知識にアクセスできることは非常にありがたいことです。今後もぜひ活用していきたいと思います。
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