地球PFの拡充を検討しています。現状の地球PFの構成は以下のとおりです。
地球PF(2022/05 簡易版)
- 地球株(VT他)
- 地球債(AGG+BNDX)
- 地球不動産(2515他+1343)
- ゴールド(GLDM)
昨年5月より、元々「地球株」のみだったポートフォリオを少しずつ「地球PF」へと移行してきました。移行は原則として積立とスポット購入のみで行っています。最新の運用状況は下記のとおりです。
だいぶ移行が進んで来ました。ただし、まだ色々と問題があります。
依然として地球株が多過ぎるし、逆に地球債が少な過ぎます。これについては、地球債への投資を加速していくしかありません。地球株を売却してリバランスすれば済む話ですが、この方法は多額の税金が発生するので避けたいところです。
地球不動産とゴールドは、そもそも市場規模が小さいので、これくらいで十分かなと思っています。しかし地球不動産については地球株との重複問題があります。
そういった各種問題は残るも、地球株一辺倒だった当初に比べれば、地球PFとしてバランスが取れるポートフォリオになってきました。そろそろ地球PFを拡充しても良い時期かと思います。拡充といっても、地球PFの「なるべく費用をかけずに地球全体の資産を保有する」という方針は堅持します。拡充内容は過去の記事でも触れていますが、以下の2点です。
地球PFの拡充内容
- 地球債に新興国債券を追加する
- 地球商品カテゴリを新設する
新興国債券の商品候補はもう決まっています。バンガード社の「VWOB」です。ただし、今は先立つものがない(ドル不足)ので、追加購入する際には一部円預金のドル転が必要です。
地球商品とは、コモディティ全般のことです。地球PFの運用方針上、本来であれば当初から必要なカテゴリでした。しかし、コモディティETF等はコストがあまりにも高いため、これまでは仕方なくその役割をゴールド1つに託していました。
もしコストを度外視できるなら、おそらく一番相応しいコモディティETFはブラックロック社の「GSG」かと思います。世界中の様々なコモディティに投資できますが、信託報酬は0.8%という圧巻の高さです。
投資信託では、三菱UFJ国際投信の「eMAXISプラス コモディティインデックス」があります。コモディティのカバー範囲はGSGより若干狭くなり、実質コストは0.9%ほどのようです。これでもコモディティ投信としては最安クラスかと思います。
コモディティは配当を生まないのにコストが非常に高く、投資すべきか悩ましいです。
さて、地球PFに新興国債券と地球商品を追加すると以下のようになります。
地球PF(Ver2.0)
・地球株(VT他)
・地球債(AGG+BNDX+VWOB)
・地球不動産(2515+1343)
・地球商品(GSG)
・ゴールド(GLDM)
ところで、地球商品には貴金属も含まれており、その中にゴールドもあります。しかしゴールドについては、引き続き独立したカテゴリとしても保有し続ける意向です。それは、個人的にゴールドを単なるコモディティとしてだけでなく、ある種の地球通貨としても捉えているためです。ゴールドはコモディティなのか通貨なのか、というのは少々面倒なテーマなので、あらためて記事にします。いずにしても、早々に地球PFをバージョンアップしたいと思います。
※「eMAXISプラス コモディティインデックス」のコストが間違っていたため修正しました。
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