地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

FOMCと金融政策決定会合を通過

毎週土曜日に地球PFの運用報告を行っています。しかし今日は、メイン口座であるSBI証券が臨時システムメンテナンスを行っており、外貨建て口座にアクセスできません。マネーフォワードにも主要ETFの最新価格が取り込まれないので、地球PFの集計ができません。そういうわけで、今週の運用報告は明日に延期したいと思います。

今週は重要イベントであるFOMC、日銀政策決定会合が立て続けに行われました。また、実はゴールドを少し売却しました。そんなこんなで、地球PFの様相はいつもより変わっているものと思います。その確認は明日に置いておいて、今日はとりあえず重要イベントに関して書きたいと思います。

19、20日にかけてFOMCが開催されました。今回は米政策金利の据え置きを決定、利上げが一時停止となります。ただし、年内あと1回の追加利上げを示唆しました。また、その後も高金利状態を長期的に維持する、とのことです。これらの示唆が市場ではタカ派スタンスと受け止められ、金利は上昇、株価は下落しました。

その後、21、22日にかけて日銀金融政策決定会合が開催されました。日銀は大規模緩和を維持、長期金利の(事実上)1.0%上限も継続となります。大方の予想どおりです。これを受けて円安が進行、ドル円は1ドル148円台となりました。

米国は引き締め、日本は緩和、ということで内外金利差は拡大します。円安が一層進みそうです。1ドル150円にタッチするのか、それまでに、あるいはその前に、日本政府は為替介入に踏み切るのか、しばらく神経戦が続きそうです。

地球PFにとっては微妙な環境になりそうです。米国株を中心とした地球株、米国債を中心とした地球債は下落すると思われます。それを円安が緩和して、円ベースで見ると資産が維持されているように見える、といった感じでしょうか。昨年よく見られた展開です。あまり良い環境ではありません。

こうした環境の中、地球PFとしては引き続き地球債の割合増に注力します。今は債券価格が人為的に抑えつけられていて割安、ということもありますが、それは副産物に過ぎません。たまたまです。

それより、来年会社員を辞めるので「会社員債券」が喪失します。その代わりに、本当の債券を十分に確保しておかなければなりません。会社員債券の概念は説明すると長くなるので、ここでは割愛します。すみません。気が向いたら別途記事にしたいと思います。なお、姉妹サイトにて会社員債券の考え方を詳述しています。興味がございましたらご参照ください。

お金と労働と地球株 - 4-6. 会社員債券

 

出展:お金と労働と地球株

 

いずれにしても、地球PFにとってあまりよろしくない環境が続きそうです。地球PFがそうであれば、大半の投資家にとってもそれは同じです。なぜなら、地球上の投資家のあらゆる投資戦略、あらゆる投資先を包含したものが地球PFだからです。もっとも、それは原理原則的な話であって、現状ではそう言えるほど完全な地球PFには仕上がっていません。投資環境はコントロールできないことなので、気にしても仕方ありません。引き続き淡々と地球PFを運用していきたいと思います。

 

【姉妹サイト】

お金と労働と地球株
~無能が30代で資産1億円を達成した方法~

 

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