円安が続いています。一時、1ドル140円を突破しました。昨年11月以来、約半年ぶりの円安水準です。
3月頃は1ドル130円を割っていたと思います。たった2か月で約10円も円安となりました。現在は139円台後半を推移しています。今後が全く見通せません。
円安の要因は、第一に日米金利差拡大の懸念です。FRBは利上げを継続するものと観測されています。一方、日銀はしばらく緩和継続の見込みです。両国の金利差拡大が注目され、円売りドル買いが進んでいます。
第二に、米国債のデフォルト懸念です。米債務上限問題が未だ燻っており、米国債が売られています。長期金利は上昇傾向です。もっとも、米国債がデフォルトする可能性は低いでしょう。
先日、地球債を買うためにその他の資産を一部売却しました。その手続き中に物凄い勢いで円安が進行してしまい、ドル転できないまま今日に至っています。地球債は複数の米国ETFで構成されているため、ドルが無ければ買い付けができず、待機するしかありません。
ちなみに米国債はもう十分保有しているので、先進国債と新興国債をスポット買いする予定でした。一体いつ買える日が来るのでしょうか。とりあえず、米債務上限問題が片付くのを待つしかないかなと思っています。
地球PFは、地球債を含め、大半はドル建ての米国ETFで構成されています。そのため、日本円をドルに替えて投資する場合、常に為替の問題にぶち当たります。通常はそれほどドル円を気にしないのですが、さすがに1ドル140円ともなると気にしないわけにはいきません。引き続き、ドル円をウォッチしながらドル転の機会を伺いたいと思います。
【姉妹サイト】
お金と労働と地球株
~無能が30代で資産1億円を達成した方法~
【他の投資家ブログ】
【はてなランキング】