昨夜、10月の米CPI（消費者物価指数）が発表されました。総合は3.2%（事前予想3.3%）、コアは4.0%（事前予想4.1%）。いずれも事前予想を若干下回る結果となりました。インフレの鈍化が示された形です。
利上げ観測の後退から、米国株は大幅上昇、次いで日本株も大幅に上昇しました。日経平均は2か月ぶりに33,000円台を回復しました。長期金利は急低下し、米国債も上昇しています。為替は円高方向に反転し、現在1ドル150円台後半です。
リスクオン相場に弾みがつきました。X（旧Twitter）の株クラでも歓喜のポストが相次いでいます。わが地球PFも、おかげさまで再び過去最高額を更新しました。なお詳細な集計は、いつもどおり週末に行いたいと思います。
今回の米CPI鈍化を受けて、追加利上げは行われない可能性が高まりました。市場では早くも「いつ利下げされるか」に焦点が移っています。来年3月と予想する関係者が多いようです。ただし、FRBは以前から高金利状態を維持する方針を示しているため、どうなるか見通せません。少なくとも、利上げはストップとなる蓋然性が高いと見て良いかと思います。
とりあえず地球PFにとっては良い市場環境です。一方で、地球債の仕込み時はそろそろ終了かもしれません。もとよりタイミングを見て投資をしているわけではありませんが、債券を安く買える期間はあまり残されていないようです。もっとも手元にドルが無いので、現在は地球債の積立をストップしています。今後も長期視点で地球PFを運用していきたいと思います。
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