先日のFOMCで、政策金利の0.25%利上げが決定されました。先月は利上げが行われなかったので、今回は利上げ再開という形になります。目標レンジは5.25%～5.5%となります。かなり高いですね。22年ぶりの水準だそうです。
例によって、TwitterでFOMCの結果を知りました。リアルタイムでは追えていません。昨日の夜は、歴史探偵→夜ドラ→黒歴史と連続でテレビ番組を見ていました。いつもながら、Twitterはありがたいと思います。
さて、今回の利上げ自体は大方の予想通りです。焦点は、これが最後の利上げなのか、いつ利下げに転じるのか、といったところです。9月の利上げ要否についてはデータ次第ということでした。また、しばらく高金利状態を維持し、年内中の利下げは無いということでした。データ重視、すぐには政策転換しない、いずれも以前からのスタンスかと思います。
このままソフトランディングできるのでしょうか。株式市場は強気、債券市場は弱気、といった感じです。パウエル議長は米経済について「もはやリセッションは見込んでいない」と強気です。もしリセッション入りすれば、地球PFにとっても大打撃です。まあ大打撃というだけで、特に何をするわけでもないんですけど。
ところで、既にFF金利がピークであれば、あとは下がるだけです。来年以降、債券価格が大きく上昇する可能性があります。つまり、米国債を仕込むなら今が絶好のチャンスということになります。実際のところ未来のことは分かりませんが、論理的には確かにそう言えそうです。
地球PFでは現在、米国債を毎日積立で買い続けています。良いタイミングで購入しているのかもしれません。しかし、これは率直に言って偶然です。もともと地球債の割合が少なく、これを増やすことが地球PFの課題でした。その一環で米国債を積み立てています。いま結果的に安く買えているのであればラッキーですが、それは後になってみないと分かりません。
とりあえず、FOMCは無事通過しました。昨日から今日にかけて、日銀が金融政策決定会合を開いています。今やFOMCよりも注目すべき会合です。もし日銀がYCCを大きく修正すれば、おそらく一気に円高になって地球PFが重傷を負います。たぶん緩和維持だと思いますが、一応ウォッチしておきたいと思います。
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