FRBは先日のFOMCで金利の据え置きを決定しました。2会合連続での据え置きとなります。FF金利の誘導目標は5.25~5.50%で変更無しです。
パウエル議長は記者会見で、労働需要の強さを強調しました。まだ軟化が必要との見解です。また、長期金利の上昇を警戒しています。利下げについては検討していないとのことです。一方で「サイクルの終わりに近づいている」という発言もありました。
FOMCの結果を受けて、米国株の主要指数は軒並み上昇、米国債も上がりました。先日まで続落していたので、久々に活気を取り戻した感があります。地球PFの確認は明日行いますが、多少回復しているのではないかと期待します。
ところで、為替の方は相変わらず1ドル150円前半の円安です。先日、日銀の金融政策決定会合があり、長期金利の1%超えが容認されました。
そして今回、FRBは金利の据え置きを決定しました。上記の記事にも書きましたが、円安の主要因が定説どおり内外金利差であるなら、これで円安が緩和しそうなものです。日本は事実上の利上げ、米国は金利を上げない、つまり両国の決定は内外金利差を縮めるものだからです。それでも依然として円安が継続しています。本当に為替というものはよく分かりません。
とりあえず、日銀会合とFOMCの2大イベントを無事通過しました。あとは今日の夜、米雇用統計が発表されますね。パウエル議長の会見のとおり、FRBは労働需要について大変重視しています。地球PFの増減にもダイレクトに響いてくるので注目したいと思います。
【姉妹サイト】
お金と労働と地球株
~無能が30代で資産1億円を達成した方法~
【他の投資家ブログ】
【はてなランキング】