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元部下の休職

1か月ほど前、元部下から「休職した」とのLINEが来ました。原因については書いておらず、こちらも聞きにくく、この時は分かりませんでした。しかし、99%メンタル要因だろうなと思いました。私も鬱病で休職した経験があるので何となく分かります。

先日彼と飲みました。やはりメンタルを崩して休職中でした。特に眠れず、睡眠薬を処方してもらって飲んでいるとのことでした。私の退職後、彼は別の部署に異動し、すぐにダウンして休職に入ったそうです。かわいそうに。

私にも責任の一端があります。彼の異動前からメンタル不調の徴候はありました。元部下は非常に誤解されやすい人間でした。誰にでもズバズバ意見を言うので、複数のメンバーや取引先と対立していました。とりわけ私の上司と、とあるチームメンバー、この2人とは頻発に衝突していました。

ここでは元部下をAさん、上記のチームメンバーをBさんとします。ある日、たまりかねたBさんが「Aさんとは働けない、今後も一緒なら私が辞める」と言い出します。Bさんはチーム全体の事務処理を行ってくれている人でした。実のところ、私はAさんからもBさんからも、それぞれの不満をよく聞いていました。しかし私も日々忙しく、その都度その場しのぎで話を聞くだけで、特に解決に向けた何かを実施することは出来ませんでした。

私の上司(とそのまた上司)も問題を重く見て、その場しのぎの解決策を出しました。それは、AさんとBさんにはメールでもチャットでも直接やり取りさせず、やり取りの際は必ず間にURTKが入ること、という謎に私がつらい策です。当初はしばらく、実際にこれをやっていました。しかし、やがて破綻しました。私も自分の仕事で忙しく、毎回彼らのやり取りの度に間に入る、というのは時間的にも無理でした。

どこの会社でもありがちなことかと思いますが、どうしても性格が合わない同僚は居るものです。前職でも、いわゆる「共演NG」な組み合わせが多く、元部長はチーム編成に苦労していました。そんな中で、私は誰とでも仲が良く、悪く言えば八方美人な人間でした。就職面接のネタでよくある「潤滑油のような人間」といった感じでしょうか。隠れ社不のくせに、よく20年以上も演じ切ったものです。実際には、仕事にも仕事上の人間関係にもそれほど興味がなく、ただ無難に付き合っていただけです。

AさんはBさん以外にも複数の人と対立しており、本人はかなり疲れていました。一方、私との関係はうまく行っており、実際に部下として活躍してくれていました。Aさんは「URTKさんが居なかったら、ここではやっていけない」と言っていました。しかしこの時、私は既に退職を決めており、上司に辞意を伝えていました。そういう状況だったので、Aさんに申し訳ない気持ちもあり、しばらく気が気ではなかったです。

私の退職後、Aさんは即異動となりました。本人としては不本意であり、まるで厄介者として追い出されたような感覚でしょう。さぞかし悔しかっただろうと思います。元部長の言葉を借りれば「URTKの退職で、彼の後ろ盾が無くなってしまった」という形でしょうか。そう言われてしまうと、私もつらいところです。まあ私は何を言われようと、もう社畜は懲り懲りなので辞めましたけど。Aさんの異動先は元チームと方針が全く異なり、より窮屈で、これまでの心労も重なり、ついには休職するレベルにまでメンタルを崩してしまったようです。

今後については、復職するか、転職するか、フリーに転身するか、かなり悩んでいました。Aさんは結婚しています。自分一人の問題ではないので、なかなか難しいでしょう。私もかつて休職しましたが、こちらは独身で身軽でした。また休職中に地球PFの考え方に行き着き、仕事はあくまで「入金力確保のため」と割り切って復職したのでした。難しいところですが、今は何も考えず、とにかく思い切り休むことが肝要と思います。

Aさんのバイタリティや物怖じせず意見を言う点は、私から見れば、私には備わっていない長所です。人生色々、少し休んで、今度はその長所を活かせる場で再び活躍してほしいと思います。

 

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