先日ビットコインを初めて購入しました。地球PFバージョンアップ（Ver3.0）の一環です。この度「地球商品」のラインナップに暗号資産を加える運びとなりました。その1つとして、手始めに最も代表的な暗号資産であるビットコインを買いました。Ver3.0の内容については下記をご参照ください。
今更ですが、率直に言って暗号資産の知識がほとんどありません。とりあえずネットで買い方を調べて購入しました。2～3日ほど前だったかな。私は「コインチェック」という取引所に口座を開設しました。口座開設までの期間はわずか1日、すべてネット上のやり取りで完結、すばらしいですね。
さて、今回はビットコインを10万円分買ってみました。これで「0.011618 BTC」だそうです。「10万円でこれだけなの？」という印象です。そう、今やビットコインはとんでもなく高く、直近で1BTC＝900万円以上にもなっています。少し前には1000万円を超えていました。初めて登場した頃のビットコインは1円以下だったはずです。他の金融商品と比べると、にわかに信じがたい上昇の仕方です。
それだけに、ボラティリティの大きさも凄まじいです。チャートを眺めてみると、株価であれば暴騰や暴落クラスの変動が割と頻繁に発生している感じです。実は私がビットコインを買った直後、たしか数秒くらいで、早くも5%ほど下落しました。さすが私、神がかり的にタイミングが悪いです。なお現時点では逆に5%近くプラスになっています。まあとにかくボラが大きいです。
その他、地味に驚いたのが、ビットコインを含めた暗号資産は24時間365日、常に取引されているということです。株や為替は、人間の大方の仕事と同様、土日はお休みです。しかし暗号資産にお休みはありません。この24時間365日取引可能なことは、上記のボラの大きさとも相まって、おそらくギャンブラー的な投資家にとっては特に魅力的でしょう。
暗号資産、色々と不思議な金融商品です。まだ知らないことが多過ぎます。よく話題になる半減期についてもあまり理解していません。そもそも、一体なぜ暗号資産に現在これほどの価値があるのかも分かっていません。もしかすると、これはチューリップバブルのチューリップのようなものなのかもしれません。ちなみに当時のチューリップバブルの場合は弾けてもまだ球根が残りましたが、暗号資産の場合は何も残りません。もう少し勉強してみたいと思います。
よく知らない金融商品を買うことは、一般に投資家としてあるまじき行為だと思います。しかし地球PFの運用方針上、暗号資産の市場規模がこれだけ大きくなってくると、ラインナップへの追加を検討せざるを得ません。特にビットコインの市場規模は既にシルバーのそれに匹敵します。一時はシルバーの時価総額を上回ったそうです。なおシルバーは貴金属の中で2番目に市場規模が大きく、地球PFでは地球商品のETF「GSG」の中で保有しています。そういうわけで、現状暗号資産の知識が欠けているにもかかわらず、単純に時価総額の大きさだけを見て地球PFに加えました。
今回はとりあえずビットコインを10万円分購入しました。地球PFの中での規模感は全体を見て、おいおい調整していきたいと思います。またアルトコインの追加も併せて検討します。地球PFとしては、全ての暗号資産を時価総額比で組み入れたファンドがあれば嬉しいところですが、そんなものはしばらく登場しないでしょう。当面は1つ1つ検討するしかなさそうです。それはそれとして、今後は地球PF（Ver3.0）のラインナップの1つとして暗号資産を保有していきたいと思います。
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