地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

日経平均4万円超え

昨日の東京株式市場で、日経平均株価が史上初となる4万円台に乗せました。日経平均は先月、バブル期につけた史上最高値を更新しました。その後も続伸し、昨日ついに4万円を突破しました。まさに破竹の勢いです。

ただし、円安の効果も相当に大きいです。円ベースでは史上初の高値も、ドル換算では実のところ見劣りします。また、上昇しているのは半導体関連銘柄ばかりです。それ以外の大半の銘柄はそれほど上がっていません。

とはいえ、生きているうちに4万円台を拝めるとは思いませんでした。私は就職氷河期世代です。90年代後半に大学に入り、2000年代前半に院を出て就職しました。その後の日本経済は落ちぶれる一方でした。哀しいことに、私は社会に出てから日本の経済成長を実感したことがありませんでした。氷河期世代あたりの人は皆そうでしょう。それだけに、日経平均の4万円突破は感慨深いものがあります。

バブル期の日本の株式時価総額は、世界全体の中で37%を占めていました。当時は米国ですら29%でした。しかし、その時点が日本経済のピークであり、バブル崩壊後は惨憺たる状況になりました。日本経済が低迷している間に、米中をはじめ他の国々の経済は大きく成長しました。現在の世界株式市場に占める日本の割合は、わずか5~6%ほどです。

そもそもバブル期の株価は異常に高く、実体経済が反映されていたのか疑問です。当時の日経平均株価のPERは60倍を超えていました。現在は16~17倍といったところで、それほど割高ではありません。株価自体は当時と現在で同じ水準ですが、PERで見ると状況が全く異なります。

地球PFにおける日本株の割合は小さなものです。おそらく3%くらいだと思います。現在の地球PFに占める地球株の割合が60%台後半、地球株に占める日本株の割合が5%程度なので、地球PFに占める日本株の割合は単純計算で多分3%ほどです。その意味では、日経平均が上がっても下がっても、実のところ地球PFへの影響はあまり大きくありません。

それでも、日本経済の成長をこれまで実感できなかった氷河期世代として、日経平均の4万円突破は大変嬉しいですね。日本経済の更なる躍進に期待したいと思います。

 

【姉妹サイト】

お金と労働と地球株
~無能が30代で資産1億円を達成した方法~

 

【他の投資家ブログ】

 

はてなランキング】