地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

東京ブラックホール3

先日放送されたNスぺの「東京ブラックホール3」。バブル時代にスポットを当てた内容で、とても面白かったです。

株式市場の時価総額は600兆円で世界の4割超、世界時価総額の上位50社中32社が日本企業、1人当たりGDPアメリカ以上だったという、とんでもない時代です。国民の半分以上が生活に悩みや不安が無かった(国民生活に関する世論調査)という事実にも驚きます。

私は就職氷河期世代ですが、会社でバブル世代の先輩からよく当時の話を聞きました。就活の楽勝ぶり、交際費が使い放題だったこと等、とても信じられませんでした。この番組を見ると、本当にそういう時代だったんだな、とあらためて思わされます。

ところでこの番組、現代の主人公がバブル時代にタイムスリップして当時の人たちと交流するドラマ仕立てになってまして、その中で当時の実際の映像をふんだんに見せてくれます。ドラマはバブル時代を視聴者に追体験させるための仕掛けに過ぎないんですけど、私はこのドラマ自体も何気に面白いと思いました。この中でプリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」が流れるんですけど、これ本当にバブル時代を見事に象徴している歌ですよね。

さて、番組で特に興味深かったのは、バブルの頂点を極めた1989年に、新聞には「バブル」という言葉がほとんど登場していなかったことです。バブルの中にいる間は誰もバブルに気が付かず、バブルが弾けて初めて「あれはバブルだった」と分かる。当時は誰も、まさかバブルが崩壊して、その後に「失われた30年」が訪れるなんて想像できなかったでしょうね。

その意味では、ここ数年の米国の株式市場もまさにバブルであり、これから弾けようとしているのかもしれません。とはいえ、先のことは誰にも分かりません。もしバブル時代に地球株を持っていたら、その中で日本が40%もの割合を占めていたことになります。それが今では6%ほどでしょうか。日本の株式や不動産だけを持っていた投資家はバブル崩壊で大きな損失を被りました。私もいつどうなるか分かりませんが、やはり地球全体の資産に分散投資することが重要だと思います。今後も淡々と地球PFを作っていきます。

 

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