これまで保有していた「個人向け利付国債(変動・10年)」(150万円)を売却しました。今後は地球債として「AGG」と「BNDX」を購入していきます。BNDXの中に日本債券が含まれているため、個人向け国債は不要になると判断しました。
ところで、個人向け国債はSBI証券で保有してましたが、この売却に少々手間取りました。SBI証券のサイトで円建ての資産を一覧できる画面は「ポートフォリオ」と「口座(円建)」の2つだと思います。「ポートフォリオ」画面では、特定預かりで保有している商品に対しては「買付」と「売却」のリンクがあります。また、つみたてNISAでの保有商品に対しても「積立」と「売却」のリンクがあります。それらのリンクから取引できるわけですね。ところが、国内債券カテゴリの個人向け国債に対しては同様のリンクがありません。「詳細」というリンクはありますが、詳細ページに飛んでも取引できません。「口座(円建)」画面でも同様で、他商品についてはすぐに取引できるリンクが表示されているのに、個人向け国債に対しては一切のリンクがありません。
ということで、一体どこから売れば良いんだろうか、と少し迷いました。結局、
「取引」→「円貨建債券」→「売却」
と進めば、同国債を売却するためのリンクが表示されます。ただ、ここにも少し罠がありまして、
「取引」→「円貨建債券」→「個人向け国債」
と進んでしまってはダメです。こちらは新規債券用の画面みたいで、本日時点では「現在、該当債券はございません。」と表示されてしまいました。
「取引」→「円貨建債券」→「売却」
と遷移しなければなりません。ここでようやく売却できました。
まさか政府がなるべく国債を売らせないために証券会社に指導している、なんてことは無いと思いますが、そう勘繰りたくなるくらい迷いました。面倒になって国債売却を断念するユーザも0.01%くらいはいると思います。もしかすると、そんな処理で手間取るのは私だけかもしれませんが。他の資産は一覧画面から取引できるのですから、資産の種別にかかわらず、もう少し操作を統一してもらえると助かります。
その点で言えば、上記のとおり「ポートフォリオ」画面では円建て資産のみが表示されます。外貨建ての資産は全く別画面で管理されています。本当は円建てか外貨建てかにかかわらず、保有している全資産を「ポートフォリオ」画面でまとめて管理したいんですけどね。同じことを思っているユーザは多いんじゃないかと思います。SBI証券さんには、いつかインターフェースを改善していただけると嬉しいです。
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