マイナポイント第2弾の申込みを行いました。今回は健康保険証としての利用申込みで7,500円分、公金受取口座の登録で7,500円分、計15,000円分のポイントが付与されます。第1弾はマイナンバーカードの新規取得等で5,000円分のポイント付与でした。こちらもまだ受け付けているそうで、全部合わせると20,000円分のポイントになります。私は第1弾のポイントを取得済みなので、今回は第2弾の2つを申込みました。
手続きは、マイナポイント事業のサイトから申請・登録するだけです。今回は非常に簡単でした。5分もかからず、15,000円分のポイントを頂けます。第1弾の申込みは色々と面倒でした。しかも申請後に20,000円を利用することで最大5,000ポイントが付与される、というものでした。前回の記憶があるので、今回も手続きが煩雑なのかと身構えていましたが、拍子抜けするほど簡単で良かったです。
この施策、利用者にとってはメリットが多く、デメリットは特に無いと思います。「個人情報を政府に把握される」といった意見もありますが、保険証や銀行口座の情報なんて税務署経由でとっくに把握されていると思います。個人的には保険証に限らず、全情報をマイナンバーカードに一本化して欲しいくらいです。色々な情報が分散していると管理が面倒です。
マイナンバーカードがスタートした当初は、これによって政府が個人の全財産を把握できてしまう、と危惧する声もありました。私もそういう話が好きなので、色々な可能性を考えました。しかし、何か罪を犯しているわけでもないし、隠さなければならないような資産運用もしていないので、把握されても特に困りません。それに政府がその気になれば、マイナンバーなんて無くても国民の資産を捕捉できると思います。
とはいっても、不安に思う人は多いと思います。そんな中、今回マイナポイントを重複申請できてしまう、というミスが発覚しました。これではセキュリティの面でも不安が倍増してしまいます。この報道を見て怖いと思ったのは、全く悪意が無くても、確認のために複数回申請してしまうこともあると思うんですよね。それで「申請済みです」って出れば、「よし、ちゃんと申請が通っているな」と確認できます。それにしても、国のシステムの割には、ずいぶん初歩的な不具合だと思いました。個人情報を扱うというシステムの性格上、信頼回復に時間がかかるかもしれません。
最後に、どうでも良いことなんですけど、マイナンバーのキャラクター「マイナちゃん」がかわいいです。ウサギで耳も目も数字の1、更に1を手にもって、全力で1をアピールしています。デジタル庁によると、この1は「マイナンバーが1人に1つ」であることを示しているそうです。なお、好物はラーメンだそうです。これだけは、なんか取って付けたような設定に感じます。無難にニンジンにしておいた方が良かったんじゃないかな。ニンジンなら細長くて、また1っぽく描けそうですし。とにかくマイナちゃんは気に入りました。
政府に個人情報を把握されるという潜在的な不安、セキュリティ面での不安などから、マイナンバーカードの普及が想定より進まないかもしれません。そうなれば今後、第3弾、第4弾のマイナポイント施策が講じられる可能性もあります。基本的にメリットしかないので、毎回しっかり申込みたいと思います。
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