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Teams障害

昨日はマイクロソフトのビジネスチャットアプリ「Teams」で通信障害が起き、数時間ほど接続しにくい状態が続きました。多くの企業がこのアプリを導入しているので相当に影響が大きかったと思います。うちの会社でも、TeamsがWeb会議等における標準アプリに指定されています。在宅勤務を支える主要インフラになっていまして、これが止まると仕事になりません。

昨日は出社しましたが、今回の障害の影響をモロに受けました。ちょうど、Teamsを用いたWebセミナーの開催日だったからです。参加申込者は100名以上います。午前中にリハーサル、午後一から本番、というスケジュールでした。

出社後、まずTeamsに繋ごうとしても接続できませんでした。Yahoo等の外部サイトには繋がり、社内イントラにもアクセスできます。Teamsだけに接続できません。「おかしいな」と思いながら試行錯誤していると、私だけでなく他のメンバーも何人か接続できないとのことでした。その後、情シスからTeams障害の連絡が来て、ニュース等でも報道されました。

セミナーの開催が危ぶまれて、一同プチパニックとなりました。悩ましいのが、完全に接続できないわけではなく、接続できる人もいる点です。とりあえず、不十分な体制ながらも予定どおり開催して、近々あらためて同じ内容のセミナーを開催する、という形になりました。とはいっても、その時点で障害の広がりや復旧の目途が見えなかったため、いちおう中止する場合のご連絡メール本文やスライドを準備しました。

セミナーがスタートし、予定の半分程度の受講者が参加してくださったようでした。一方でやはりTeamsにアクセスできなかった受講者も多く、スタート後に「アクセスできないので諦めます」といったメールが続々と届きました。

講師は自分のPCではなく、TeamsにアクセスできるPCを使って説明しました。私も自分のアカウントではアクセスできなかったため、他の人のPCを借りて対応しました。また、普段はチャット(テキスト送信)で質問を受け付けますが、チャット機能も動かないようでした。通常はセミナー開始直後に「質問はチャットで」といったことをAI音声でアナウンスするのですが、急遽人間の司会に差し替えて、現状を説明したりしました。

こんな調子で異例づくめのWebセミナーとなりましたが、何とか無事に終わって安堵しました。今回は特定のサービスだけに依存する危険性を痛感しました。代替手段を講じておくなど、何かBCP面での対策が必要かもしれません。

また今回はあくまでWebセミナーへの影響でしたが、もし普段どおりの在宅勤務だったとしても仕事が止まっていたところでした。個人的に、それならそれで良いというか、むしろ少し嬉しいくらいです。しかし、こういった障害を受けて、上役の方々が「こういうことがあるから、やっぱり出社させないとダメだな」と考えるようになってしまったら非常に困ります。私の在宅勤務を保証するためにも、マイクロソフトには今後通信障害が発生しないように頑張ってほしいです。

 

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