政府がマイナンバーカードの普及に躍起になっています。今のところ、同カードはe-taxでの確定申告の際にしか利用していません。出番は1年に1回です。今後は健康保険証をはじめ色々な機能がマイナンバーカードに一本化されます。この動きに対して賛否両論あるようですが、まあ便利になるなら良いんじゃないかなと思っています。
ただ、最近の相次ぐトラブルを見ていると不安になりますね。個人情報がつまった大事なカードなのに、同姓同名の別人に交付されたりと杜撰です。また将来的には資産情報まで一本化され、資産課税の道具になり果てるかもしれません。もっとも、そうなったら個人では抵抗しようがないので心配しても仕方ないです。
先日の「デジタル社会推進会議」で、口座開設等で必要な本人確認をマイナンバーカードに一本化する方針が打ち出されました。また同会議で、今後は運転免許証での本人確認が廃止される、との方針が明らかとなりました。
けっこう衝撃的です。これまで本人確認書類が必要なときは、ほぼ例外なく免許証を使っていました。というか、私の場合、免許証の用途は本人確認のみです。ペーパードライバー（ゴールド）なので、それ以外の使い道がありません。
情けない話ですが、学生時代に合宿免許で免許を取得してから、一度も自動車を運転したことがありません。都内に住んでいるので、移動は電車で事足ります。先日の紀伊半島旅行でも、運転は他の人に100%任せていました。もし私が運転したら確実に全員死にます。おそらく今ではウィンカーも出せないでしょうね。
免許証が本人確認に使えなくなるのであれば、もはや無用の長物です。免許の更新には時間も費用もかかります。それにもかかわらず、使い道はゼロになります。もう要らなくなるし、失効させちゃおうかな。次の更新までに判断したいと思います。
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