地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

地球株と地球債の分配金

昨日の記事のとおり、先日ようやく確定申告を済ませました。

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確定申告のために年間取引報告書を確認したおかげで、昨年の地球株と地球債の分配金が分かりました。「そんなの普段から分かるでしょ」と言われてしまいそうですが、ぶっちゃけ普段は全く確認していないので分かりません。以前このブログで、私が給与明細を見ない人間であることを書いたと思います。実は給与明細に限らず、ボーナスの額も知らなければ、各ETFの分配金も見ていません。つまり私は普段、一切の収入を確認しません。何かポリシーがあってそうしているわけではなく、いちいち確認するのが面倒なだけです。

さて、昨年の地球株と地球債の分配金は以下のとおりでした。

 

地球株と地球債の分配金(2022年)

  • 地球株(VT):2,021,881円
  • 地球債(AGG+BNDX):123,804円
  • 合計:2,145,685円

 

ほとんどが地球株の分配金です。まあ地球債は昨年の途中から積立を開始し、評価額ベースでもまだ地球PF全体で10%強ほどの割合しか占めていません。分配金もこんなものでしょう。この他に地球不動産(2515+1343)の分配金がありますが、こちらは更に少なく、3万円弱だったかと思います。地球不動産を構成するETFはいずれも東証ETFです。外国税額控除の処理に関係が無いので、ちゃんと見ていません。というわけで、昨年の地球PFの分配金はざっくり200万円強です。

なお、上記金額はあくまで額面です。これに米国の税金が10%かかり、税金が差し引かれた額に対して更に日本の税金が約20%かかります。結局、税引き後の手取り金額は「1,541,762円」にまで減少します。世知辛いですね。この二重課税を解消するため、米国分の税金(214,547円)を多少なりとも取り戻そうと、毎年「外国税額控除」という処理をしているわけです。今回は、控除処理が正しければ、「170,351円」が還付されるようです。すると、還付後の手取り金額は「1,712,113円」となります。

まとめると、昨年の地球株および地球債の分配金は、額面で200万円強、税引き後で150万円強、還付後で170万円強ということになります。これ、配当目当てに投資をされている方、特に高配当株でPFを組んでいる方からすれば、驚くほど「少ない」のではないでしょうか。一般に2億円あれば、5%で回せば1000万円、3%でも600万円と計算できます。それが額面でも200万円ということは、収益率は僅か1%ということになります。

これには色々な理由があります。実際には2億円すべてがリスク資産ではなく一定のキャッシュ比率を保っていたり、地球PFの一部は配当を生み出さないゴールドであったり、PF内にETFではなく無分配の投資信託も含まれていたりするためです。分配金に対する考え方については追って記事にしたいと思います。

何はともあれ、確定申告を通じて分配金の状況を把握できて良かったです。今後FIREを検討する上で必須の情報となります。おいおい年間の支出も勘案した上で、もう少しちゃんと分析したいと思います。

 

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