地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

確定申告

昨日ようやく確定申告を実施しました。例年どおり、e-taxを利用して自宅で申告を済ませました。確定申告の目的は、外国税額控除と寄付金控除(ふるさと納税)の2つです。前者については、外国ETFの分配金にかかる二重課税が、しばらく前から無視できない金額となりました。後者については、楽天のキャンペーンをフル活用すべく10以上の自治体に申請したため、ワンストップ特例が使えなかった、というわけです。いずれも毎年のことです。

ところが今回はだいぶ腰が重く、やっと昨日着手したありさまでした。理由は外国税額控除の方にあります。これまで私が保有する、分配金が出る外国ETFといえば、地球株の「VT」しかありませんでした。こちらは年に4回分配金を出します。しかし昨年より、地球PF構築のため地球債の「AGG」と「BNDX」も保有することになりました。いずれも毎月分配金を出します。そのため、例年よりも処理が面倒になるのではないかと危惧し、なかなか重い腰が上がらなかったというわけです。

確定申告のサイトにアクセスすると、「マイナポータル連携で自動入力」という大変魅力的な文言を目にしました。申告に必要な各種証明書をシステムが一括で取得して自動で入力してくれる、というものです。どうやら外国税額控除とふるさと納税も対象のようでした。これは良いと思い、事前設定を粛々と進めました。しかし、いざマイナポータルと連携しようとすると、アクセスが集中しているのか何度試してもタイムアウトとなり、一向に接続できませんでした。結局、連携は諦めて例年どおり手動で入力することにしました。この時点で、もうほとんどやる気を失いました。

例年の外国税額控除の処理では、VTの分配金の支払通知書(PDF)を見ながら各項目を転記していました。証券会社のサイトから3月、6月、9月、12月の計4回分の各支払通知書を拾ってきて、それらを見ながら入力するわけです。しかし昨年分については、VTの4回分に加え、AGGの支払通知書が4月~12月の計9回分、BNDXの同通知書が5月~12月の計8回分あるはずです。例年と同じ方法で処理するなら、合計21枚の支払通知書を抽出し、それぞれを参照しながら転記していくことになります。とてもやってられません。

そこで今回は支払通知書の代わりに、年間取引報告書に記載されている、外国ETFの分配金の合計額のみを転記して申告してみました。1年間の合計額なので、1回分の入力で済みます。一応この方式で申告を済ませましたが、果たしてこのやり方でも良かったのか、実はよく分かっていません。なにせ初めての試みなので。もしこれで良いのであれば、今後、外国税額控除が例年よりも簡単に済みます。まあもしダメなら、何らかの連絡が来るでしょう。首を長くして結果を待ちたいと思います。

 

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