地球PF運用ブログ

2億円の「地球ポートフォリオ」で地球全体の資産を運用する氷河期リーマンのブログ

日経平均、バブル後の高値更新

昨日、日経平均株価が一時、バブル後の高値(取引時間中)を更新しました。1990年3月以来、約33年8か月ぶりです。めでたいですね。

新NISAに向けて弾みがつくかもしれません。日本の個人が持つ金融資産は2000兆円にも上ります。このうち一部でも日本株に向かえば、日本経済にとって好影響です。年末まで高値が継続すれば、新NISAで投資を始める層が日本株に目を向ける可能性があります。

もっともX(旧Twitter)を見ていると、今のところ多くの投資家は日本株より米国株か世界株(地球株)を選好しているようです。かくいう私も、新NISAでは地球株に投資予定です。こればかりは、地球PFの運用方針上、仕方ありません。まあ地球株を通じて一部日本株にもお金が流れるので、少しは日本経済に貢献します。

ただし、日経平均株価は必ずしも日本経済の好況を表しているとは限りません。この指数は、主要225銘柄の株価を単純平均した数字に過ぎません。なので、特に株価の高い銘柄(値がさ株)の値動きが強く反映されます。実際、昨今の日経平均株価の上昇は、ファーストリテイリングをはじめとした値がさ株の上位10銘柄ほどの上昇だけでほとんど説明がつくそうです。日経平均株価が大きく上昇している一方で、実質賃金は18か月連続で減少しています。日本経済はスタグフレーションに突入しているかのような様相を呈しています。

それはともかくとして、日本株の上昇は地球PFに対してどの程度影響するでしょうか。率直にいって、その影響はさほど大きくありません。現在、地球PF全体のうち地球株が約67%、そのうち日本株が5%程度です。単純計算で、地球PFへの影響は3%ほどです。今後は地球債の割合が増えて、地球株の割合は今よりも減少していくと思います。そうなれば、地球PF全体に対する日本株の値動きの影響は更に小さくなります。

ともあれ、日経平均のバブル後高値更新は喜ばしいです。このまま上昇して、いつかバブル期の史上最高値を更新すると良いですね。それと共に、日本経済そのものの好況も期待したいと思います。

 

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