地球PF運用ブログ(FIRE生活中)

2.8億円の「地球ポートフォリオ🌏」でFIREした氷河期無職のブログ

日経平均、4万2000円突破

日経平均株価が破竹の勢いで上昇しています。今日の終値は4万2000円を突破して4万2224円、3日連続で史上最高値を更新しました。なお取引時間中としては5営業日連続で史上最高値を更新しています。日経平均株価は今年の2月下旬頃にバブル期のピークを上回って3万9098円をつけました。そこから僅か5か月ほどで3000円以上も上がりました。

主な上昇要因は米国株の上昇です。前日のナスダックとS&P500は揃って史上最高値を更新しました。これらの指数も連日のように記録を更新し続けています。ちなみにナスダックは7営業日連続で最高値を更新しています。米国株の上昇要因は、FRBの早期利下げ観測が高まったからです。パウエルFRB議長の議会証言を市場はそのように受け止めました。

色々な指数が史上最高値を更新しているようです。地球PFも例外ではなく、ほぼ連日に渡って記録を更新しています。本日時点で2.94億円でした。地球PFといっても半分は地球株ですからね。その地球株の6割は米国株です。そのため米国株が上がると、それに地球PFも引っ張られて上がりやすいのです。

 

マネーフォワード_キャプチャ(2024/07/11)

 

一方、国内の実質賃金は26か月連続でマイナスです。昨今の株高とは実に対照的です。儲かっているのは投資家ばかり、労働者の生活は苦しくなる一方のようです。まさにピケティの「r>g」が実証されている状況です(参照:お金と労働と地球株 - 2-4. 格差の要因)。

出典:お金と労働と地球株 - 2-4. 格差の要因

 

ところで、この株高にも関連することですが、昨今の円安も凄まじいです。本日時点で1ドル161円台後半をつけています。このドル円の数字もなかなか凄いですが、実態はそれよりも深刻です。通貨の購買力を測る実質実効為替レートでは、円の購買力は1970年代前半とほぼ同じで史上最安値に近い水準です。よく「円安は日本経済にプラス」と言われます。かつては実際にそうでした。しかし、最近の調査ではそうとも言い切れないようです。日本は大丈夫でしょうか。

円安もまた日本株の上昇要因です。ドルの世界で生きている外国人投資家から見れば、円ベースで史上最高値をつけた日経平均でも安いくらいです。そう考えると、地球PFが上がっているというより、日本円が下がっている、といった方が正確なのかもしれません。

今のリスクオン相場が一体いつまで続くのか分かりません。米国株も日本株も地球PFも史上最高値を更新し続けています。さすがにそろそろ調整が入りそうな気がしますが、未来のことは全く分かりません。引き続き地球PFの推移を見守っていこうと思います。

 

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