コロナ禍対策の給付金計4630万円が誤って1世帯に振り込まれてしまったこの件、なんと振込先の20代男性は2週間ほどで全額引き出し、仕事を辞めて姿をくらましてしまったとのことです。というか、20代だったんですね。もっと壮年か老齢の人物だと勝手に思ってました。
しかしこの男性、潔いというか何というか。もちろん酷い話ですけど、20代でいきなり大金が振り込まれたらと思うと、気持ちは分からなくもないです。通帳を見た瞬間、どんな気持ちだったのか聞いてみたいですね。
ところで、この場合「振り込んだ側」は特に罪に問われないのでしょうか。少なくとも、一人の若者の人生を変えてしまったことは間違いなさそうです。
これは妄想ですけど、実は男性と職員がグルだったりしないかな、と思ったりもします。一日の引出額の制限もあるだろう中で、ずいぶん手際が良いなと。男性が捕まるにしても、逃げ切るにしても、他の展開があるにしても、続報を待ちたいところです。
このニュースで、だいぶ前に放送された「世にも奇妙な物語」のあるストーリーを思い出しました。加賀まりこ演じる主人公の給料日に、突然1億円もの大金が振り込まれます。女性は当初不思議に思うも、そのお金を派手に使いまくって、更に結婚詐欺にもあったりして、お金を使い果たしてしまいます。次の給料日、女性が口座を確認しても給料が振り込まれていません。会社に確認すると、定年までの給料全額と退職金が一括で振り込まれているはず、と。それが謎の1億円だった、というオチです。女性はもう口座にほとんどお金が残ってなく、呆然としてしまいます。このストーリー、その他の心霊絡みの話とかよりも群を抜いて怖かったですね。
【姉妹サイト】
