昨日投票が行われた参院選の結果が出ました。投票率は52.05%。低いように感じますが、これでも前回より3.25%高いそうです。
自民党は63議席を獲得して大勝しました。自民単独で改選過半数を超える議席です。大方の予想通りの結果ではないでしょうか。
立憲民主党は改選前の23議席から17議席へと議席を減らしました。日本維新の会は大幅に議席を増やし、12議席となりました。維新は比例の獲得議席で立民を上回りました。
全般的に、保守政党が議席を増やして、リベラル政党が議席を減らした、と総括して良いかと思います。自民党を含めて改憲に前向きな党が、参議院全体の3分の2を超える93議席を獲得しました。
もっとも、私は日本で保守とリベラルの区分けに意味があるのか、以前から疑問を持っています。憲法にしても、本来は伝統を守るべき保守側が改憲派で、逆にリベラル側が護憲派です。その他の政策でも割と左右アベコベ、あるいはメチャクチャな状態になっています。
いずれにしても、国民は岸田首相率いる自民党に、引き続き日本の舵取りを託しました。内閣支持率は依然として高いです。私などは「新しい資本主義」の中身が未だに良く分からず、一抹の不安を覚える部分もありますが。今後3年間は国政選挙がないため、首相はしばらく安定して政権を運営できるはずです。
私は会社員として働きながら投資をしているため、やはり今後の経済政策に注目したいです。しかし、日本には経済だけでなく、少子高齢化、安全保障など、大きな問題が山積しています。ぜひリーダーシップを発揮して、日本を良い方向に導いてほしいと思います。
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