地球PFは先週末から39万円増加し、1.94億円となりました(参照:先週末の状況)。
先日発表された10月の米CPIは、総合もコアも市場予想を下回りました。これを受けて、FRBの利上げ幅が縮小するとの観測から米国株(ひいては地球株)が久々に大きく上昇しました。しかし同時に、為替は円高に大きく振れました。先週1ドル140円台後半だったのが、もう140円を切っています。地球株の上昇を円高が相殺してしまい、結局地球PFは微増に留まりました。
詳細は以下のとおりです(カッコ内の%は割合)。
地球PF:193,841,524円
- 地球株:135,268,793円(69.78%)
- 地球債:11,070,322円(5.71%)
- 地球不動産:4,863,296円(2.51%)
- ゴールド:10,172,511円(5.25%)
- キャッシュ:32,466,602円(16.75%)
地球株は1,283,385円増加して135,268,793円となりました。割合は0.52%増えて69.78%となりました。主力VTの単価は一気に5ドル程も上昇しました。ドルベースで大きく上昇するも、円ベースでは普通の上昇、といったところです。
地球債は17,723円増加して11,070,322円となりました。割合は変わらず5.71%です。先週からほとんど変わっていません。こちらもドルベースでは単価が上がっています。しかも米国債を毎日購入しています。それにもかかわらず、この円高で上昇分がきれいに相殺されてしまいました。
地球不動産は141,648円増加して4,863,296円となりました。割合は0.07%増えて2.51%となりました。特に問題ありません。
ゴールドは67,512円増加して10,172,511円となりました。割合は0.02%増えて5.25%となりました。特に問題ありません。
キャッシュは1,116,378円減少して32,466,602円となりました。割合は0.61%減って16.75%となりました。割と大きく減っています。確かに地球資産を日々購入していますが、こんなに使っていません。こちらも円高要因で、ドルMMFの円ベースでの評価額が減ったということでしょう。仕方ありません。
地球PFは全体として微増も、あらためて為替の影響を受けやすい特徴が浮き彫りになったと思います。全く無駄な計算ですが、もしドル円が先週と変わらずに今回の地球株等の上昇を享受していたら、地球PFは2億円を超えていました。
現在の米株価はFRBの利上げ幅(の予想)によって大きく上下します。そのため、今後の利上げ幅が大きくなると予想されれば、株価が下がると同時に円安となり、円ベースでの評価額はあまり変わりません。逆に利上げ幅が小さくなると予想されれば、株価が上がると同時に円高となり、やはり円ベースでの評価額はあまり変わりません。これまでは長らく前者の状況、今週は後者の状況かと思います。
地球PFがほとんどドル建ての資産で構成されていることを考えると、本当は運用状況のチェックもドルベースで行うべきなのかもしれません。少し検討してみたいと思います。
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