地球PF運用において、いま最も注力しているのは地球債の割合増です。その地球債のラインナップに、新興国債券を加えることを検討しています。その場合、地球上の債券市場に占める新興国債券の割合を知りたいところです。先日の記事でこの話題に触れました。
債券市場に占める新興国債券の割合について、巷で話題の「ChatGPT」に聞いてみます。なお、ここではBing組み込みのChatGPTを利用します。ChatGPTとは、、、と続けたいところですが、ググってもらえば素人の私ごときの説明よりも分かりやすい解説を簡単に得られますので、ここでは説明を割愛します。横着ですみません。それでは行きます。
質問: 全世界の債券市場に占める新興国債券の割合は?
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ChatGPT: 2022年4月末時点で、約22%の新興国債券が米国債を1000bps上回るスプレッドで取り引きされていました。これは世界金融危機以降で最も高い割合であり、2019年半ばでは4%の水準だったことを考えると、この差は歴然としています。
約1年前の時点で20%強もあるとは。。今でもせいぜい数%ほどだと想像していたので驚きました。ただし、ChatGPTは絶賛されている一方で、真偽が怪しい回答をしてくる可能性があることでも有名です。それに留意しながら、もう少し聞いてみました。
質問: 全世界の債券市場で、米国債、米国以外の先進国債券、新興国債券がそれぞれ占める割合は?
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ChatGPT: 2022年4月末時点での情報によると、全世界の債券市場における米国債の割合は約40%、米国以外の先進国債券の割合は約35%、新興国債券の割合は約25%だったようです。
米国債の割合が40%であることは、以前調べて知っていました。合ってます。先進国債券(米国以外)の割合は知りませんでした。新興国債券の割合については、最初の回答と若干数字が異なっている点が気にかかりますが、まあ20~25%くらいってことなのかな。
こういう情報、検索だけで調べようとすると意外と大変なんですよね。各市場規模の年代を揃える必要があったり、サイトによって言っていることが違ったりするので。その点、ChatGPTはとんでもなく便利です。あとは精度の問題ですけど、これは時間が経てばどんどん上がっていくと期待して良いのではないでしょうか。
さて、ChatGPTが正しければ地球債は次のように作れば良いことになります。
<地球債のあるべき姿>
それにしても、新興国債券の割合がこんなに大きくなっているとは予想外でした。一応、割合の裏付けを取ってからVWOBへの投資を検討したいと思います。
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