人事院は有識者研究会で、国家公務員の「週休3日制」を提言しました。現在は育児中の職員らに限定されている同制度を、今後は希望するすべての職員が利用できるようにすべき、との提言です。その目的は、国家公務員の長時間労働の解消です。
とても良い流れだと思います。日本人は官から民まで働き過ぎている気がします。ぜひ民間にもどんどん波及して、うちの会社も週休3日制を取り入れてほしいものです。もしそうなったら、私は水曜日を休みに充てると決めています。
率直に言ってあまり働きたくないので、週休3日制には以前から関心を持っています。同制度について過去にも記事にしました。
週休3日制には色々なタイプがあります。
- 欧米企業型
- 給料:変わらない
- 週の労働時間:減る
- 日立型
- 給料:変わらない
- 週の労働時間:変わらない
- パナ型(いわゆる選択式)
- 給料:減る
- 週の労働時間:減る
今回の提言はどのタイプを想定したものか分かりませんが、個人的には「選択式」が良いかなと思います。給料が減っても良いので、とにかく労働時間を減らしたいです。
ところで、私はFIREを希望していますが、もし週休3日制になったらどうでしょうか。休みが3日に増えれば、ある意味でサイドFIREが実現したようなものかもしれません。しかしそれでも、やはり完全なFIREへの思いは消えないだろうと思います。
働いていると、物理的な拘束よりも精神的な拘束がきついんですよね。休みの日でも、頭の片隅には仕事がチラつきます。ふと「あの件、明日中に片付けないとマズいな」とか思ったりします。日曜日の夕方にはサザエさん症候群が襲ってきます。そう考えると、休日といっても結局100%休めていません。
週休3日制になっても、やはりFIREが希望であることは変わりません。会社が同制度を取り入れる前に、私がもうFIREしている可能性の方が高いかもしれません。
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