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ロシア、一部硬貨の製造中止

ロシア中央銀行は、年末までに10ルーブル硬貨の製造を中止するそうです。代わりに10ルーブル紙幣にするそう。10ルーブルは日本円で20円程度の価値です。

製造を中止する理由は硬貨の製造コストが上がっているからとのこと。今後、5ルーブル硬貨についても同様の対応が検討されています。

以下、雑感です。

まず、硬貨製造中止の本当の目的は、武器を作るための金属回収ではないでしょうか。日本でも第二次世界大戦時には武器製造のためにあらゆる金属が回収されました。そうであれば、ロシアは大方の予想以上に相当ひっ迫しているのかもしれません。

次に、キャッシュレス化がこれほど進んだ現代、硬貨はどれほど必要なのでしょうか。その役割はかなり小さくなっている気がします。私はいわゆる電子マネーをまだ利用していない、この面で少々遅れている人間です。それでも大半の決済はクレジットカードで行っていて、ここしばらく現金、特に硬貨をほとんど使っていません。仮に日本で硬貨が製造中止になったとしても、意外とすんなり受け入れられるかもしれません。

最後に、またロシアではなく日本の話ですが、もし1円玉の製造原価が1円を超えてしまったらどうなるんだろうか、と思いました。そう思って軽くググってみたところ、1円玉の製造原価は3円ほどで、既に原価の方が額面の価値(1円)よりも高くなっているようです。1円玉は100%アルミニウムです。1円玉1枚当たりに要するアルミ自体の原料価格は0.3円ほどですが、諸々含めた製造原価全体では3円強になります。3円かけて製造する1円玉。引き続き製造し続ける必要があるのか少し疑問を抱きました。

普段は経済ニュース等に割と関心が高いですが、こういった「お金」そのものにまつわる話題も興味深いです。今後、紙幣も含めた物理的なお金は存続するのか、それとも完全に役割を終えて無くなっていくのか、気になるところですね。

 

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