地球PF運用ブログ

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新NISA(成長投資枠)設定完了

昨日よりSBI証券にて、新NISA(成長投資枠)で米国ETFを設定できるようになりました。私は本家VTを年初一括で枠いっぱいまで買い付けたく思っています。いわゆる一括投資になりますが、実態は移管のようなものです。課税口座のVTを売却して、新NISA成長投資枠で再び購入します。売却の方は先日実施しました。

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ということで設定してみたのですが、これで合っているのかよく分からず不安です。上記のとおり、目的は年初一括で年間枠ギリギリまで本家VTを買い付けることです。

 

 

Xを見ていると、新NISAで投資信託を設定する方法については情報が山ほどあります。つみたて投資枠では米国ETFを設定できないので、VTの代わりに投資信託オルカンを設定しました。やはり年初一括で満額まで投資する設定です。こちらは全く同じことをしている人も多く、設定そのものも簡単だったので、割とあっさり完了しました。

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ところが、米国ETFの設定方法についてはほとんど情報がありません。まあSBI証券では昨日ようやく設定可能になったばかりので仕方ないかもしれません。またそもそも、新NISAで米国ETFに年初一括で投資する、という酔狂な人自体が少ないのかもしれません。そうであれば需要が少ないので、待っていてもあまり情報が出て来ないでしょう。成長投資枠では投資信託以外も買える、といっても、実際には投資信託を積み立てる人がおそらく大半なのだと思います。

自分で何とかするしかありません。設定にあたって特に戸惑ったのは為替の問題です。日本円であれば年間枠の240万円ぴったり買い付けることが出来ますが、米ドルだとそうはいきません。ちなみに日本円での設定も可能ですが、そうするとおそらく為替手数料がかかると思います。先日SBI証券は日本円から米ドルへの為替手数料を無料化しましたが、日本円で米国株を直接買い付ける場合は多分適用されないでしょう。よって米ドルで直接買いたいのですが、為替レートをどう見込んでおけば良いのか分かりません。もし現在のレートで枠ギリギリまで買う設定にすると、約定段階で想定外の円安になったら枠を超えてしまうし、逆に円高になったら枠が余ってしまいます。悩ましいです。

試行錯誤していると、「NISA枠ぎりぎり注文」なる設定方法を見つけました。ヘルプによると「NISA投資可能枠が積立設定金額以下の場合、積立注文金額を引き下げて積立買付を行い、可能な限りNISA枠を使い切る注文」とあります。そういえば、旧つみたてNISAの設定時にも同機能を使ったかもしれません。これだ。この機能を使えば、米ドルであっても円換算で240万円を超過するような金額設定にしておくことで、あとはSBI証券がうまく枠ギリギリまで買ってくれるのでしょう。

そこで、余裕を見て20,000ドルの設定としました。万が一1ドル120円の円高になっても目いっぱい買えます。また、何らかのトラブルで買付が実行されない事態を想定して、毎日投資する設定としました。そのため、見かけ上は毎日20,000ドル投資するという、とんでもない設定になっています。しかし、NISA枠ぎりぎり注文が機能してくれれば、円換算で240万円ギリギリまで購入し、以降の設定は無効となるはずです。

うーん、本当にうまく行くのかな。率直に言って不安です。とりあえず「NISA枠ぎりぎり注文」がちゃんと機能してくれることを信じます。少々怖いので、買付が完了するまでちょくちょくウォッチしたいと思います。

ちなみに、完璧にうまく行ってギリギリまで買えたとしても微妙に枠が余ります。円換算の買付額はVTの単価とドル円の掛け算になるので、こればかりは仕方ありません。そう考えると、新NISAはつくづく投資信託への投資が念頭に置かれた制度だなと思います。まあ良いです。あとは成長投資枠でVTの買付が無事完了することを祈るばかりです。

 

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